活動レポート

活動レポート

河原で石さがし  すり石 石皿

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2016年10月02日

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ

SDGs:

活動内容

毎年恒例の「どんぐりクッキー」を焼く時に、今回は縄文時代のスタイルで「石」の道具を使ってみよう、ということになり、川原に石を探しに出かけた。

昨年の「壁新聞」で「どんぐり」をテーマに書いた時、縄文人が「すり石」「石皿」という道具を使ったことを調べていたので、それにあった石を探してきた。(※2枚目の写真は、昨年の「壁新聞」の一部)

良さそうな石をいくつか拾ってきて、タワシで洗い、念のため、熱湯で煮沸消毒した。

参加者のようす

「すり石」「石皿」にぴったりの石を見つけるのは、かなり骨が折れた。最初は使えそうな石を手に取るだけでも大変で、ヘトヘトになった。
ただ、1時間くらいして目がなれてくると、次第にコツがつかめてきた。川原にある無数の石のなかから、使えそうな石に、さっと手が伸びるようになった。

昔の人は、自然の素材を見る眼がきたえられていたのだろう、と話し合って感心した。

感想・気づいたこと・考えたこと

「石皿」は、ゆるやかな「くぼみ」が必要で、なかなかぴったりのものがなかった。
また、カクカク角ばった石は、たぶん、まんべんなくどんぐりをつぶすことが出来ないだろう、と予測を立てて拾わなかった。どうしても小さな死角が出来て、ツブが残るだろうと考えたからです。

また、石の形だけでなく、石の質も大切だ。試しに石同士をすり合せてみると、ボロボロくずれるものや、石の粉がでるものがある。これでは粉に石つぶが混ざってしまうので使えない。

また、「すり石」と「石皿」はペアで組み合わせて使うので、1個ではだめだ。ちょうどいいペアの石がないと使えない。

また、実際にどんぐりをつぶしてみると、石のサイズや、手にもつ部分の形も重要だと分かる。手でにぎる部分の形が悪いと、すりつぶす時に力が入らず、うまく粉にならない。

こういったことは現場で実際に試してみて分かってくる。

その他

石を探しながら河原でいくつかの生きものに出会った。

石をめくると、同じ種類のゴミムシがいくつか見つかった。
あとで専門家の方から、河原の普通種・ノグチアオゴミムシだと教わった。石の下が少し湿った場所で見つかった。

また、河原ちかくの(舗装されていない)道で、トノサマバッタ、マダラバッタ、ヒナバッタが見つかった。道路わきには背の低い草が広く生えていた。

トンボでは、マユタテアカネがいた。赤トンボの仲間では、もっともよく見られる気がする。

岡山ハッケンジャーさん、こんにちは。
縄文時代のスタイルで「石」の道具を使ってみるなんて、聞いただけでワクワクしますね(^_^)/
「すり石」「石皿」はいろいろな条件をクリアしないといけないんですね、報告を読みながらなるほどと思いました。また、ヘトヘトになるまで真剣に探す様子が目に浮かびました。見つけた石はきっと宝物になりますね♪縄文時代の人も良い道具はきっと長く大事にしたことでしょう。
河原の少し湿ったところではノグチアオゴミムシ、近いけどちょっと環境が違うところにはバッタが3種類、生き物は本当にうまく住み分けますね。石探しをしながらもこういう観察を怠らないのはさすがこどもエコクラブのメンバー!拍手!
また、楽しい報告を送ってくださいね。待ってます。
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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