活動レポート

活動レポート

明石川中流 田中川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年12月03日

実施場所:

神戸市 明石川中流 明石川支川田中川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流から田中川の合流点をこえて、田中川まで調査をしました。いつもはゴム堰があって、明石川から田中川には入れないけど、この前の増水の土砂でゴム堰がなくなって浅くなっていたので、初めて田中川に入ってタモ網調査をしました。田中川はタモロコやヌマムツばかりで、オイカワはほとんどいないけど、明石川と合流付近の田中川には、オイカワの幼魚がすごくたくさんいました。私は、ほかのメンバーが調査をしている時にも明石川おそうじ大作戦をして、空カンやビニールやかさなど、ゴミ袋3つ分の明石川のゴミを拾いました。つかれたけれど、明石川がきれいになりました。

参加者のようす

3時間でオイカワの成魚2匹、幼魚~若魚500匹以上、ミナミメダカ20匹、モツゴ12匹、ヌマムツ10匹、ブルーギル8匹、カマツカ2匹、ゲンゴロウブナ2匹、ミナミヌマエビ3000匹以上、テナガエビ3匹、アメリカザリガニ1匹、ウシガエルのカエル1匹、オタマジャクシ1匹、ガガンボの幼虫5匹、シオカラトンボの幼虫3匹がとれました。ブルーギルとゲンゴロウブナとアメリカザリガニとウシガエルは駆除をして、食用や学校で飼っているオオクチバスのエサにもってかえり、オイカワやモツゴ数匹は飼うためにもって帰り、ほかはぜんぶリリースしました。ゴム堰がなくなって、魚道の水たまりにとり残されていたミナミメダカ200匹以上を救出して明石川にリリースしました。それから田中川で体に病気がいっぱいついて死にかけているタイワンドジョウの成魚1匹もつかまえました。気温15度、pH6.4 総アルカリ度40㎎/ℓ 総硬度50㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0.15㎎/ℓ 硝酸性窒素1㎎/ℓでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

いつも、私たちが行ってる明石川のところは、私がゴミ拾いをしていて、きれいだけど、今日行った明石川は、いつもとちがってすごくゴミがいっぱいなので、できるだけ、多くのゴミを拾いましたが、まだまだゴミがたくさんなので残念です。田中川に入ったら、メンバーたちのあみにブルーギルがとれていたので、残念でした。これからもがんばりたいです。

その他

報告担当 IS(小5)

玉一アクアリウムのみなさんへ
(前回のレポートよりつづき)
また、田中川ではゴミひろいもおこなって大変だったと思いますが、寒い中、よくがんばりましたね。エライ!もうやっていることかもしれませんが、ゴミについても社会にPRするために、記ろくや写真でほぞんしておくことをおすすめします^^
川のまわりの植物もいろいろと変化しているようですね。コセンダングサの種はくっつくとなかなか取れなくて私もこまってしまいます。こうした植物の変化も場所などの情報とともに記ろくしておくといいでしょう。
今回の活動のように、一つの活動をきっかけにいろいろなことがわかりますね。ぜひ広い目をもって、これからも活動していってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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