活動レポート

活動レポート

アユの採卵(人工受精)体験

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年10月29日

実施場所:

たつの市 揖保川漁協あゆ赤ちゃんセンター

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

揖保川漁協のあゆ赤ちゃんセンターで、センター長の下村さんに習いながら、アユの採卵と人工受精の体験をさせていただきました。最初はオスのおなかをむなびれのところから、しりびれに向かっておなかを押して精子を出して、次にメスのおなかを同じように押して採卵しました。そして下村さんが精子と卵を鳥のはねでまぜ合わせました。水のはいった大きなバケツに卵をスプーン1ぱいずつ入れてくれて、私たちがナイロンのせんいで、水の中の卵をすくうようにすると、ナイロンのせんいに卵がびっしりとくっついてきてとてもおどろきました。この受精卵は、おみやげにいただいたので、今年こそ学校で大切に育てて孵化させたいです。

参加者のようす

大きなアユの成魚から精子や卵を出す作業は、みんなとてもきんちょうしました。下村さんに教えてもらいながら、1人ずつ体験しました。私は初めての体験だったけど、初めてのメンバーも前に参加したことがるメンバーも、みんな自分の順番がきたら、心ぞうがドキドキしていました。オスの精子は出しにくくて大変だったけど、メスの卵はたくさん出ました。採卵した卵はキラキラしていてきれいでした。人工受精のあと、ようしょく池の生まれたばかりのアユの赤ちゃんも見せてもらいました。揖保川漁協のみなさん、貴重な体験にさそってくださり、させてくださってありがとうございました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アユのオスは、あまり、ヌメヌメしていなくて、でもちょっと動いていました。ビックリして、こわくてあせりました。アユのメスは、すごくヌメヌメしていて、手にヌメヌメがつき、びっくりしました。オスより、すごく動きビックリしました。でもたくさん卵や精子がでてきて、せんいのザラザラとしたナイロンにプチっと卵がくっつきました。手にも卵がくっつきました。アユが明石川にいっぱいふえたら、うれしいです。

その他

報告担当 IS(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
アユの人工授精という、きちょうな体験ができましたね。とてもていねいにくわしくレポートにまとめられて、その時の様子がよくわかります。
オスとメスの体のヌメヌメぐあいがちがうのは、おもしろいですね。どうしてなのかな?、また分かったら教えてほしいです。そういったちょっとしたことも気づくかんさつ力が、すばらしいなと思いました。
精子と卵を鳥のはねでかきまぜるというのも、きょうみ深いです。自然のもの同士の組み合わせがいいのですかね。
アユの赤ちゃんがたくさんうまれるといいですね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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