OMRCこどもエコクラブ (沖縄県)
今回の活動から本格的に魚類のトレーニングについての内容です。しかしいきなりトレーニングと言われても、方法や手段が子どもたちには分からないため、まずはどうやってトレーニングをするのかを勉強します。ただ勉強といっても子どもたちも楽しくありません。そこでイルカのトレーニングにも利用している、トレーニングゲームを実施しました。まずはお手本としてサポーター同士で行いました。一方がトレーナー役、一方がイルカ役を演じ、どうやってイルカに技を教えていくのかを実演します。その後子どもたちにも実際にやってもらいましたが、どうやって技を教えていけばいいのか理解し辛く、難しいようでした。そこで休憩時間に子どもたちと遊びながらトレーニングゲームをやってみたところ、「始めから完成形を目指すのではなく、徐々に段階を踏んでいく」というのが理解できたようで、楽しみながら、お互いにトレーニングゲームに取り組んでいました。
その後、実際に「何に技を教えるのか?」「どんな技を教えるのか?」をみんなで相談して決めました。その際子どもたちから、色んな魚の名前がどんどん挙がってきたので、移動水族館に向けて勉強してきた魚の知識が身に付いているのだなと、感心しました。
今回から担当が変わり、一部新しいサポーターになりました。お互いに初対面なのもあり、子どもたちも少し緊張している様子でした。初めのうちは緊張からか、話し掛けてもあまり反応がなかったのですが、休憩時間には子どもたちの方から声を掛けてくれるようになり、小学校でやっていることの話などを通じ、少し距離が縮まったように感じました。今回の活動は参加人数が少なく、今後の活動で初めて顔を合わせる子どもたちもいるので、引き続き子どもたちとのコミュニケーションを大切にしていきたいです。
今までの活動で得た知識が身についており、話し合いの中で魚の名前がどんどん挙がってくるのは非常に感心しました。また次回の活動からは実際にトレーニングを行っていきます。しかしやはりトレーニングの仕組みは子どもたちには難しいようなので、手法を工夫しながら、今回参加できなかった子どもたちにも理解できるように、再度トレーニングについて学習・実演していきたいと思います。
OMRCこどもエコクラブ(沖縄県)
OMRCこどもエコクラブ(沖縄県)
OMRCこどもエコクラブ(沖縄県)
OMRCこどもエコクラブ(沖縄県)