活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年10月16日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

途中から雨がふってきたので、15分ぐらいしか調査ができませんでした。ミナミヌマエビ1000匹ぐらいとアメリカザリガニ1匹、オイカワの幼魚70匹と成魚1匹がとれました。アメリカザリガニは駆除をして学校で飼っているオオクチバスのエサにもってかえりました。そして河原に生えていたアレチウリの駆除をして、同じく河原に1本ずつ生えていた園芸植物のコスモスとヒャクニチソウは、もってかえりました。

参加者のようす

コスモスとヒャクニチソウは、どちらも根から抜こうとしたけど、コスモスは根もとでおれて、ヒャクニチソウは根から抜けました。コスモスは切り花にもってかえり、ヒャクニチソウは雨がやんだので、みんなでナーセリーに植えました。花だんの植物も河原で種がこぼれてふえたら外来種とかになるかもしれないので、これからも見つけたらもってかえります。

感想・気づいたこと・考えたこと

小田さんにアレチウリやアメリカセンダングサ、コセンダングサという外来種の植物を教えてもらいました。春ぐらいにオオキンケイギクという黄色い花の外来種の駆除もしたことがあります。生物だけでなく、植物も外来種がひろがっていると思いました。

その他

ほうこくたんとう KK(小4)

玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
たった15分の調査でミナミヌマエビが1000匹もとれるなんて、すごいですね。自然の豊かさをみるしるしとなるもの(指標:しひょう)はいくつかありますが、“たくさんいる”ことは、その指標の1つです。時間がなくて、種の数はあまり記録できませんでしたが、豊かな自然のある環境の川だと感じました。
調査では外来植物の駆除も行っていますね。日本では、すでに1、500種をこえる外来植物がしっかりとすみついて(定着:ていちゃく)います。これらの中には、昆虫がみつをとるためのもの(蜜源:みつげん)として欠かせなくなった植物などもあります。“外来種は駆除する”という見方だけでなく、いろいろな方面からもぜひ見てみてください。よいこと・よくないこと、たくさんのことが発見できると思います。
それから、玉津第一小学校でオオクチバスを飼育していると聞いてびっくりしたのですが、玉一アクアリウムのみなさんがきょかをもらっているのですね (2015年3月18日の活動レポート参照)。外来生物の中には、特定外来生物に指定されて飼育にきょかが必要な生きものがたくさんいます。まだまだいっぱんの人には知られていませんから、玉一アクアリウムのみなさんも、ぜひ多くの人に広める役わりにもなってくださいね。
次の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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