活動レポート

活動レポート

吾妻川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年09月25日

実施場所:

滋賀県大津市 琵琶湖支川吾妻川

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ルールキッズ表しょう式のとき、政策課のかたに、この近くに子どもでも安全に調査や魚とりができる用水路があると教えてもらってきてみると、吾妻川という町の中の家のまわりを流れている小さな川でした。水面観察でアユのむれがいました。調査で、ヨシノボリのなかま13匹、ヌマチチブ7匹、オイカワの幼魚4匹、アユ成魚1匹、コアユ1匹、サワガニ20匹、ヘビトンボの幼虫3匹、カワゲラの幼虫1匹がとれました。ヨシノボリのなかま4匹、ヌマチチブ3匹、オイカワの幼魚2匹、コアユ1匹は琵琶湖水そうを作るためにもってかえり、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

水質は、ph6.8 総アルカリ度40㎎/ℓ 総硬度 色調表にない色を検出 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素1㎎/ℓでした。水はとてもつめたくて、町の中を流れている川なのに、自然の中の中流や上流にいる水生生物がたくさんとれました。ぼくやメンバーたちは、協力してアユのむれを追いかけたり、石の下にいるヨシノボリやヌマチチブやサワガニをさがし出しました。アクアリウムの調査で琵琶湖の川は初めてなので、みんなとても楽しそうでした。それからヌマチチブは、琵琶湖には、もともといなかった国内外来種だと、あとで知りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アユが吾妻川にたくさんいたので、明石川にも、増えたらいいと思いました。家と家の間にある川なのにアユがいたので、びっくりしました。何回もアユの姿を見たけれど、動きがすばやかったので取れなくて「はぁ」と思いました。

その他

ほうこくたんとう KK(小4)

玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
びわこルールキッズ2016で最優秀賞おめでとう。今回の表彰がきっかけで吾妻川の調査が行えたのですね。いい経験が連鎖していますね!この関係が続くよう、引き続きいろいろなことにチャレンジしていってください。
さて、吾妻川は町の中を流れている川なのに、中流や上流にいる水生生物がたくさんとれたとのこと、びっくりしました。長い川は、どうしても人間の生活の影響をうけてしまいますが、吾妻川は延長が2.3キロしかない短い川なので、護岸は人の手が加わっていても、生活排水などの影響が少ないのでしょう。きれいな川だと思いました。
最優秀賞の副賞は、水そうなのですね。琵琶湖水そうを作るようですが、その資料を早速準備できたのもよかったですね^^
玉一アクアリウムのみんなが活動している明石川と比べて、いろいろ感じることもありましたね。その気持ちも大切に、これからの活動を続けてほしいと思います。がんばってね!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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