活動レポート

活動レポート

「川に行こうよ♪」2日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年08月25日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

15人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

2日目は、数がとても少なくなっている神戸市絶滅危惧種Cランクのタコノアシという植物の苗を、みんなで明石川の川岸に植えました。このタコノアシの苗はアクアリウムのナーセリーで、明石川産のタコノアシから種をとって、大切に育てたものです。そのあと、みんなで水生生物をとりました。たくさんのオイカワの幼魚やトンボの幼虫のヤゴがとれていましたが、モツゴやミナミメダカもとれていました。きのうのしかけには、大きなクサガメの成体1匹が、入っていました。学校の先生たちも手伝いにきてくれて、うれしかったです。

参加者のようす

タコノアシの苗は、6つのグループに分かれて、スコップでていねいに植えました。明石川のシンボルは、魚ならオイカワ、植物ならタコノアシなので、今年のタコノアシも順調に育って、ふえてほしいです。みんなオイカワの幼魚をたくさんつかまえて、とてもうれしそうでした。とりおわると参加者の子たちもみんなオイカワの幼魚やとれたものをリリースしていて、「何も言わなくても、わかっているんだな~。」と思いました。そのあとの川遊びの時間は、ひきつづいて魚とりをしたり、石をなげて石切りをしたり、先生や友だちとおしゃべりをしたりして、それぞれの時間を楽しんでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は、タコノアシを植えるとき小田さんが「水がなければかれるし、ありすぎてもかれる」といっていたので、次、明石川に行くときタコノアシが育っていたらうれしいです。

その他

報告担当 NN(小5)

玉一アクアリウムのみなさんへ
(1日目の続き)
みなさんが活動でえている経験は、社会を動かす力ももっていると思います!!
さて、トンボの幼虫の数から、川の生き物のつながりを考えるなど、生態系への理解がますます深まっているようですね。素晴らしいです。こうした結びつきから自然を感じることはとても大切なことです。そのつながりを考えながら、時間をかけて観察を続けてみてください。きっと大きな発見につながることと思います。
また、タコノアシを植えて育てる活動も続けているのですね。環境保全は日々の活動の積み重ねが大切です。そのためには人と人とのむすびつきも大切ですね。これからもみんなで仲良くがんばってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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