活動レポート

活動レポート

「川に行こうよ♪」下見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年08月23日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

24日と25日の夏休みの玉一アクアリウムイベント「川に行こうよ♪」の下見をしました。調査は1時間で、オイカワの幼魚1000匹以上とガガンボの幼虫2匹、それから神戸市絶滅危惧種Aランクのヒラテテナガエビのペア(2匹)がとれました。ヒラテテナガエビは川の中につくった手づくりのいけすに入れて、ほかは全部リリースしました。気温32度 ph8.4 総アルカリ度180㎎/ℓ 総硬度120㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素2㎎/ℓです。

参加者のようす

「川に行こうよ♪」が始まるけど、今年の明石川は雨が少ないので水も少なく、川の中には、「も」がたくさん生えています。参加者が少しでも水生生物がとりやすいように足をつかって「も」をとりました。オイカワは、つぎつぎに生まれていて、大きさのちがう幼魚がたくさんいます。ヒラテテナガエビは、「川に行こうよ♪」の参加者に見せてあげたいので、何人かで川の中の石をくみ合わせていけすをつくり、その中に入れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川には、「も」がたくさん生えていて、ぼくは小田さんと一緒に川をにごらすとたくさんのオイカワの幼魚がエサを食べに出てきました。すごくたくさんいたのでびっくりしました。明日の「川に行こうよ♪」の参加者にもオイカワの幼魚の群れを見てもらいたいと思いました。神戸市絶滅危惧種Aランクのヒラテテナガエビは明石川で見ることができるので、少しづつでも増えるようにこれからも保全活動をがんばりたいです。

その他

報告担当 NA(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
「川に行こうよ♪」のイベントは今年で何回目なのでしょうか?
いつも感心するのですが、もっとも大切な安全対策そして参加者が「川はいいな」と思ってもらえるような仕組みの準備をきちんとしていますね。川の水をにごらすとたくさんのオイカワの幼魚がエサを食べに来るというのは、まさにショーですね。
参加者に見せたくて、川の中の石をくみ合わせて作ったいけすにいれたヒラテテナガエビは、当日みなさんに見せることはできましたか?
「エサをあげるショー」と言えば、私にはにがい思い出があります。早春に川上にある養魚場からたくさんのヤマメの幼魚をもらって学校の大きな水そうで飼ったことがあります。当番の子が水そうにエサをあげるとヤマメの幼魚は一斉にものすごいスピードで水面に浮かんだエサを食べにくるのです。まさしくショーで、みんな喜びました。そして元気よくエサを食べるので体も大きくなりました。でも夏が近づくと水温が上がり、冷やす装置を使ってもどうにもなりませんでした。
ところでみなさんのクラブ名、玉一アクアリウムの「アクアリウム」の言葉が素晴らしいといつも思っています。「自然を大きな水そうにしている」からです。まったく無理がありません。
これからも川を中心とした自然の素晴らしさ、楽しさを多くの人たちに伝え続けてくださいね!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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