岡山ハッケンジャー (岡山県)
<春><夏>2回、市街地の用水路で行われる恒例の水辺教室に参加した。いつも、同じ時期に、同じポイントで行われているので、過去の記録とも比較できる。街の中心を流れる用水路を観察できる貴重な機会だ。用水路掃除の為に、水門を止めるタイミングで行われるので、ふだん2メートルほどの水深を、10~40㎝(場所により異なる)ほどに下げる。
他の参加者の方、30名ほどと、一緒に魚をとった。
まずはメンバーの恒例行事。観察会の1時間前に到着し、用水路の上からチェック。
<2016春>にはほとんど見られなかったタナゴのなかまがたくさん見られた。また、<2016春>になぜか見られなかったオイカワも、いつもどおり沢山泳いでいた。オイカワの群れにひときわ大きい魚がいて、曲がったような口を盛っていた。どうやらハスのようだ。
砂が堆積した場所には、10㎝を超えるカマツカがたくさん泳いでいた。
その他、上から見たところでは、ヌマムツ、ムギツク、ヌマチチブ、ギギなどが多かった。コウライモロコらしき群れも見られた。
明らかに<春>よりは多い。ワクワクが高まった。
実際に、川に入って網ですくってみると、タナゴのなかまは、カネヒラ、ヤリタナゴ、アブラボテの3種類が見られた。秋のはじめから繁殖するカネヒラは、婚姻色でヒレがピンク色になりかけていた。反対に、春に繁殖するヤリタナゴは、婚姻色は見られなかった。
その他、<春>にも多かったウキゴリや、ヨシノボリのなかまも多かった。数は多くないが、カワヒガイ、ゴクラクハゼ、スジシマドジョウも見られた。
タナゴが卵を産み付けるイシガイ科の2枚貝は、<2016春>と同じく、6種類出たが、やはり量は少ないと感じた。
観察会の最後、メンバーで後片付けに参加した。講師の方ともお話できる。また、とれた魚を川に逃がす時に、あらためて観察できるので、貴重な機会だ。
ミシシッピアカミミガメをこれからどうしていくか?という話になった・・・。問題になっている外来種ではあるが、カメを目の前にすると、、、なかなか駆除などは心理的に抵抗がある。。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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岡山ハッケンジャー(岡山県)
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