あいおい子ども里海クラブ (兵庫県)
ひょうご環境体験館主催の事業に参加しました。活動内容は、まず島に船で渡り、午前中に稚魚用ネットを使った地曳網をし、この島の砂浜にはどんな稚魚が、どれくらいいるのかという調査をしました。午後からは、磯辺の生物観察を行いました。ライフジャケット、ゴーグルを着用し、海に潜って水中の生物を観察したり、磯辺の生物を捕獲したりし、生物の解説を聞きました。
地引網調査では、実際に地曳網をするのが初めてと言う参加者がほとんどで、左右タイミングよくゆっくりと引く、と言うのが難しかったようです。しかし、獲れた稚魚達を水槽に入れ、解説を聞いているときは真剣そのものでした。また、午後からの調査では、実際に海に潜り、目の前を通過していく魚達を見るたびに顔を上げ、友達を呼んだりして大興奮でした。
成長した魚を見る機会はあっても、その稚魚を見る、ましてや自分で捕獲して、手に取って見る、と言った行為は大人でも楽しいのに、子どもだとその何倍も、驚きと興奮の連続だったようです。また、タツノオトシゴや、アオウミウシと言った水族館でしか見れないような生き物も、手に取って観察をすることが出来たりと、とても有意義な活動でした。
相生でも同様の調査をやりたい!と子ども達に言われたのですが、相生には網を引くことが出来る砂浜がありません。しかしながら、何らかの形で調査をやってみたい、そう思わずにはいられない体験となりました。肌で感じる、と言うことが何よりの体験だと痛感しました。
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)