岡山ハッケンジャー (岡山県)
6/11に見つけたカジカガエルの卵塊を少しだけ持ち帰ったところ、翌日には孵化してオタマジャクシになり、7/20変態してカエルの幼体が上陸してきた。
・6/11卵塊を持ち帰る
・6/12孵化。オタマジャクシになる
・6/14わずか数日で大きく成長
・7/9オタマジャクシの体が赤っぽくなる
・7/18ほとんどの個体で後脚を確認
・7/19成長の速い1匹だけ、前脚を確認
・7/20変態して上陸。まだ尾が残る。
・7/23尾がなくなりカエルらしくなる
1㎝あるかどうかのカジカガエルの幼体はとても可愛く、カースをのぞき込んで観察した。
カジカガエルはやや臆病なところがあるのか、人影が近づくと、飼育ケースの中で、逃げだすような仕草をする。川で大人のカジカガエルに近づこうとすると、すぐにポチャンと水の中に逃げる様子と重なった。
幼体のカエルは飼育が難しいと聞くが、チャレンジしてみたい。博物館の学芸員の方に聞くと、幼体の頃はアブラムシなどもよい餌になるらしい。
流水で育つオタマジャクシなので、溶存酸素に気をつけた。エアレーションを2つ入れてみた。とちゅう、水が汚れた時、オタマジャクシが何匹も死んでしまった。きれいな水でくらすオタマジャクシなので、もっと水かえをするべきだった。かわいそうなことをした。反省した。それからは、毎日、もしくは2日に1回くらい水かえを行った。それから1匹も死ななかった。
オタマジャクシが、水そうのガラス面にピッタリとくっつく様子が、しばしば観察された。もしかすると、ガラスの付着物を食べているのだろうか。また、水そうに石を入れると、オタマジャクシは石の上にもピタリとくっついたり、石の下にギュウギュウに集まって隠れることがあった。このオタマジャクシの行動も、流水にくらすカジカガエルの習性だろうか。また、調べてみたいと思う。
カジカガエルの生活には、流水にゴロゴロ転がった石が必要だと感じた。そういえば、卵も石の底に産み付けられていた。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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