活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年07月18日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

田中川の用水路で調査をしました。約1時間で、カワヨシノボリの成魚と幼魚150匹以上と、神戸市絶滅危惧種Cランクのメダカ30匹、Dランクのタモロコの幼魚1匹、アメリカザリガニ3匹、シオカラトンボの幼虫8匹、ハグロトンボの幼虫2匹、コガムシの成虫1匹がとれました。アメリカザリガニは駆除をかねて、学校で飼っているオオクチバスのエサに持って帰りました。

参加者のようす

とても暑かったけど、みんなで用水路の調査をがんばりました。きれいだとは思わない用水路なのに、たくさんの在来種や絶滅危惧種がいるので、見た目とちがって、生き物には住みやすい環境なのかなと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

思ったより水がきれいじゃなかったけど、カワヨシノボリやメダカがたくさんいてびっくりしました。水がきれいではないけど絶滅危惧種がいたということは、びせい物やプランクトンがいるということだから小さい用水路でも生物多様性が守られているなと思いました。明石川ももっともっと守りたいです。

その他

報告担当MK(小6)

玉一アクアリウムのみなさんへ
とても暑い中、用水路での生き物調査、お疲れ様でした。今回は、あまりきれいではない水の中でもたくさんの生き物が生息(せいそく)していることを発見したようですね。とてもいい視点です!!
水のさまざまな状態や性質によって、生息する生き物は変化します。それらがいろいろと関係しあって初めて多様(たよう)な生き物のすみかが守られていきます。
また、用水路は人間がつくった環境ですから、責任をもって人間がちょうどよい程度に管理することが必要です。
みなさんのように身近な環境に関わることで、地域の生態系は保たれることになるのです。
これからもみんなでしっかり地域の環境を見守っていきましょう。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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