活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年07月16日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川の中流で調査をしました。調査は1時間20分で、ヨシノボリ5匹、ギギ1匹、ゲンゴロウブナ1匹、ブルーギル1匹、カゲロウの幼虫15匹、トビケラの幼虫10匹、ギンヤンマの幼虫5匹、ハグロトンボの幼虫2匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれました。オイカワの稚魚が、とてもたくさん生まれていて、あみでとると弱るので、みんなで協力して、泳いでいるオイカワの稚魚の群れごとのだいたいの数をかぞえました。ぜんぶ合わせて1000匹以上もいました。

参加者のようす

草がしげって、水の流れが弱いところにオイカワの稚魚が、たくさんの群れをつくっていて、みんな「わぁ~すごい!」「めっちゃ、おる!」「やったぁ~!」と、とてもよろこんでいました。まわりがぜんぶコンクリートだと、流れが同じはやさになって、流れに弱い稚魚は流されてしまうので、草のしげみがあってよかったです。気温30度 ph6.8 総アルカリ度80㎎/ℓ 総硬度50㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ
硝酸性窒素1㎎/ℓです。ブルーギルとゲンゴロウブナは駆除をして、ギギはメンバーが飼うために持って帰り、ほかはリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日の調査で、ぼくは、オイカワの稚魚が今までに見た事がないほどたくさんいたので、びっくりしました。稚魚は、流れの弱い所にいたので体力があまりないんだなと思いました。この稚魚が住みつきやすい明石川にしていきたいと思いました。成魚になったオイカワを見たいです。

その他

報告担当NA(小6)

玉一アクアリュウムのみなさん、こんにちは!
明石川調査、お疲れ様です。今年の春生まれたオイカワの稚魚(ちぎょ)がたくさん見られて良かったですね!
流れのゆるい所にはいろいろな魚の幼魚(ようぎょ)も集まります。川のようち園ですね。
川がコンクリートでおおわれて流れがたんじゅんになると魚たちもすみにくくなります。川はほんらい曲がりくねって流れのゆるい「ふち」や浅くて流れのはやい「せ」など、流れに変化があるのが自然です。
人間のつごうでまっすぐなコンクリートの水路になると生き物は大変です。最近では川の工事も生き物に気をくばった「多自然型(たしぜんがた)」の工事も行われはじめました。みんなはどう思いますか?
また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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