活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年06月28日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

用水路につくと、特定外来生物のアレチウリが生えていたので、引きぬいてすぐよこのコンクリートの上において駆除しました。調査は40分間で、カワヨシノボリ50匹、メダカ25匹、モツゴ20匹、ドジョウ4匹、アメリカザリガニ3匹、ガガンボの幼虫2匹、コオイムシの幼虫1匹がとれました。アメリカザリガニは駆除をして、メダカは2人のメンバーが3匹ずつ持って帰り、残りの半分は学校のビオトープに、そしてもう半分はリリースしました。モツゴも1部をビオトープに放流し、ほかはすべてリリースしました。幼魚がとても多く、この用水路でふえていることがわかりました。気温24度 ph6.8 総アルカリ度80㎎/ℓ 総硬度120㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素1㎎/ℓでした。

参加者のようす

みんな明るくて、ひとりひとりが必死でした。あまりくることのないところなので、魚がとれると、とても喜びあっていました。用水路にしてはたくさんとれるので、みんなびっくりしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ところどころにあきかんなどのゴミが落ちていました。そのゴミは、魚のすみかにもなります。ゴミについてとても考えさせられました。メダカをとりましたが、思ったよりメダカがとれたことに、感動しました!

その他

報告担当AY(小6)☆

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
きちんと目的をもった活動をしっかり続けているみなさんのクラブに感心しています。
川ではない農業用水や生活用水が流れているみぞのような水路にも水生生物や魚がいること、きれいな水とはいえない水質でも絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のメダカがすんでいることにもおどろきましたね。
石も砂もない環境でどうして生きられるのか?すみかは??何を食べるのか???ぜひ考えてみましょう。同じ用水路でも調査場所を変えるなど、夏休みをいかして、安全に気をつけ楽しみながらいろいろちょうせんしてくださいね(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

140 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧