あいおい子ども里海クラブ (兵庫県)
市内にある、チリメン製造工場へ行き、チリメンが出来るまでの工場見学をした後、夏産まれのチリモンのつかみどりをし、それらを持ち帰り、専門家の指導の下、種類の仕訳作業を行いました。
ます、工場にてチリメンが家庭に届くまでに、手作業でチリメン以外の魚などを取り除いているということに驚いていました。また、出来立てのチリメンを食べたら、店のよりも断然おいしい!と言っていました。チリモンのつかみどりでは、途中から食べだす子ども達が大勢いて、チリメン以外も普通においしいのに、何故捨ててしまうのかと不思議がっていました。仕訳作業では、種類の多さに驚いており、相生を含む瀬戸内の豊かさに驚いていました。
チリメンジャコとして店頭に並ぶまでに、多くの手間がかかっている、いろいろな魚が混ざっていても食べるのには困らないのに、と思った子ども達が多かったようです。また、チリメンを獲るために、出来るだけほかの魚の稚魚(チリモン)を獲らないように工夫はされていますが、無駄になくなる命がかわいそうだと言う子どももいました。
今回は夏編として実施しましたが、今後は秋、冬、春とシーズンを通して実施し、四季折々の魚の稚魚たちを集め、それぞれの産卵シーズンを知り、瀬戸内ではどんな魚がいつ産卵をしているのかを調べたいと思いました。(筆者的には、こっそりと四季のチリモンをコツコツと集めていますが...。)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
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