活動レポート

活動レポート

ミラクルワールド ~きのこの世界~

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2016年07月10日

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

6月末に参加した「キノコに集まる虫」の観察会が楽しかったので、こんどは「キノコ」の観察会に参加した。
キノコ(菌類)は想像していた以上に沢山の種類があって、姿や形もおもしろく個性的だった。
また、キノコが色々なふうに、周囲の自然と結びついていることが分かった。
メンバーもサポーターも夢中になってキノコの写真を撮った。
カメラのファインダーを通してみたキノコは、メルヘンな童話の世界の様に美しかった。
観察会に参加する前と後で、メンバーの「きのこ」に対するイメージは大きく変わったようだ。

参加者のようす

可愛らしいハナオチバタケを観察している時に、先生から「ハナオチバタケは、落ち葉を分解する菌なので、林の中などで見つかる」と教わった。
また、ニオイコベニタケは、マツ林で見つかるようだ。
先生に教わりながら、キノコの発生場所や、近くに生えている樹木のちがいに注意してみると、
種類ごとの特徴が分かって楽しかった。

感想・気づいたこと・考えたこと

「テングタケの仲間」「ベニタケの仲間」「イグチ科の仲間」「それ以外」に分けてキノコを探した。
以下のようなことを学んだ。

◆テングタケの仲間
・柄の部分を手でさくと、タテにさける
・ツバなどの特長をおぼえる
・テングタケの仲間は食べない
・手で触ったぐらいでは大丈夫だが、猛毒のキノコが多い
・とくに、カサが白いものは、ドクツルタケ、アケボノドクツルなど怖いものがある
・テングタケの仲間を同定するには、根元から全て採集する

◆ベニタケの仲間
・柄の部分をこわすと、タテに裂けず、ボロボロぼろと崩れる。
 これはテングタケと違う、ベニタケの仲間の特長。
・ベニタケの仲間は、大きく分けて2グループに分かれる。
カサをちぎると、「チチが出るグループ」「チチが出ないグループ」
・カサの下を傷つけると、変色するもの(変色性がある)・変色しないもの(変色性がない)に分かれる。。

◆イグチの仲間
・裏からみると、カサがヒダではなく、スポンジ状

その他

こどもエコクラブの「活動レポート」で6/26に、きのこ虫について報告したところ、
「キノコは、昆虫にエサを与える生産者でもあり、木材を細かくくだく分解者でもあります。私たちの地球では、生産者と消費者、分解者がバランスよくくらすことで生態系が維持されます」とコメントをいただきました。すごく勉強になった。今回の観察会でも、キノコ(菌類)と、私たちの世界が、しっかりむすびついていることを感じることが出来た。また、色々な菌類と自然とのつながりを調べてみたい。

岡山ハッケンジャーのみんな、また報告をくれてありがとう!
今回のレポートはキノコですね。キノコというと秋のイメージがありますが、実は今の季節もよく見ることができます。良い時期の観察会だったと思いました。
キノコについて、いくつかのグループの見分け方を学習しましたね。種ごとの特徴を学ぶことで、これまでと違った見方ができます。新しい発見がたくさんあったと思います。
今回の観察会で、キノコやカビのなかま「菌類」は、枯れた植物や死んだ動物を分解し土に返して、地球上の物質を循環させる重要な役割をしていることを学ぶことができました。地球が、落ち葉や死体、フンだらけにならないのは、菌類のおかげですね。
さて、キノコというと“食べられるかどうか”ということが気になります。今回は分類ごとにキノコを分けてみましたが、食の観点から分けるのもおもしろいですよ。また、きれいなキノコときれいでないキノコのような見分け方も、分類の観点ではあるでしょう。
物を区別するとき、いろいろな見方があると思います。わたしは、観察会などを行うとき、ひとつの見方にとらわれず柔軟な見方ができるといいなと感じています。岡山ハッケンジャーのみんなも、いろいろな視点で物が見られるようになってください。
次の報告も楽しみに待っています!
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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