活動レポート

活動レポート

アユモドキについて勉強したよ

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2016年07月09日

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

絶滅危惧種、アユモドキの稚魚の観察に参加した。専門家の方から、アユモドキについて教わることができた。

参加者のようす

アユモドキは黄金色で、本当に美しい魚だ。

アユモドキは「ふだん」は川の石垣のすきまなどで生息する。そして「産卵」は、川の増水や、田んぼに水を引くときに出来る「一時的な水域」で行われる。
また、繁殖場所には、植物が生えていることも重要といわれる。

そして、アユモドキが生きて行くためには、
「生息する場所」「産卵する場所」「生息場所-産卵場所を行き来する水路」の3つがそろうことが必要だ。
アユモドキが生き残っていく条件が、とてもきびしいものだということを感じる。

現在では、河川や用水路も整備されたため、
河川が増水しても「はんらん」がおきにくく、河川から産卵場への移動が難しいようだ。
アユモドキを守るには、アユモドキのくらしを理解し、
生息地のまわりの整備には十分な注意が必要だと思う。

感想・気づいたこと・考えたこと

アユモドキは岡山と京都にしかいないようだ。いままでも、産卵場の草刈りや、鳥(サギ)を防ぐネット設置のボランティア活動に参加したが、これからも、自分たちに出来る活動の機会があれば、参加していきたい。

また、河川の氾濫による「一時的な水域」が必要な絶滅危惧種は、他にもいたような気がする。今度、またまとめてみたい。

その他

アユモドキは1977年に国の天然記念物に指定され、2004年には種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている。もちろん、捕獲は法律でかたく禁止されている。

環境省第4次レッドリストでも、「絶滅危惧ⅠA」とされ、昨年は国際自然保護連盟(IUCN)でも、もっとも危機的な絶滅危惧種とされている。

岡山ハッケンジャーのみなさん、報告をありがとう。
アユに名前が似ているけれど、絶滅種危惧種になってしまったアユモドキの状況がよくわかりました。今回はどのような会場で勉強をしたのでしょうか?
生物の生息数が減っていくのは、環境変化の原因ですので、特に、アユモドキのような地域の固有種ならば、地元の理解と保護への活動がなければいけないと思います。
その活動のきっかけとして、みなさんが今回学んだこともきっといかせると思います。これからも地域のネットワークの力で、アユモドキをしっかり守るためにがんばってください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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