活動レポート

活動レポート

ふしぎな生きもの ~ハゴロモの幼虫~

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2016年07月02日

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

岡山県自然保護センターを散策していたところ、白い綿毛のようなものがピョーンピョーンと高さ20㎝ほど飛び上がっているのが見えた。最初は、植物の綿毛かと思ったが、どうも様子がちがう。近くで確認していると、目・頭・胸・脚などが確認された。

また、よくみると、まわりに20~30匹の同じ生き物がいた。

参加者のようす

不思議な生きものにメンバーは、ええっ??と驚いたが、さらに近くで見ると、カメムシ目の顔をしている。

また、腹部の先から、花びらのように白い物質が出ていた。それを見て、過去にも見た「ハゴロモ」の仲間の幼虫だと気がついた。それにしても、成虫とはだいぶ姿が違っている。調べたところ、白いのはロウに近い物質らしい。

感想・気づいたこと・考えたこと

見つけた場所は、落ち葉がたまり湿っぽかった。アラカシの林のふちで、陰になっていて、地面も少し湿っていた。

ハゴロモ科の昆虫はときどき見かけるが、その「くらし」については知らないことばかりだ。カメムシ目の昆虫らしく、ストローのような口をもっているので、たぶん植物の汁を吸うのかと予想したが、今度、きちんと調べてみたい。また、白い物質がなんのためにあるのかも、調べてみたい。

その他

自然界では、不思議な生き物が、思いもよらない場所でくらしている。小さな生きものがくらす環境に、もっと目をむけていきたい。

岡山ハッケンジャーのみなさん、活動報告をありがとうございます。
よくハゴロモの幼虫をハッケンしましたね。ゴミやほこりと間違えてしまいそうな昆虫だからです。
このハゴロモは、少し前に新種が発見されたとして、ネットで話題になったことがありますが、世界中にはたくさんの種類がいて、日本にも割と身近にいる昆虫なのです。大きさ1センチほどで、幼虫の頭部はセミに非常によく似ていて(セミと同じヨコバイ亜目)で、エサもセミと同様に植物の汁を吸います。
また、奇妙な形をしている幼虫は、お尻から毛の束があって、何のために生えているのか分かっていません。ぜひ、このハゴロモと環境の関係についても調べてみてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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