岡山ハッケンジャー (岡山県)
キャンプしながら散策していると、羽化直後のオニヤンマが植物にぶら下がって翅を乾かしている様子を、観察することができた。
※すぐ横にオニヤンマのヤゴがぶら下がっていたこと。少しやわらかそうな翅の様子から、羽化直後と考えた。
オニヤンマのヤゴの特徴は、①飛び出した複眼、②糸状の触覚、③ややハの字に開いたウイングパット、④サイズ です。
翅を乾かしている時に雨が降っていて、ちゃんと翅が乾くかちょっと心配だった。近づくとオニヤンマが慌てて動こうとした。翅の乾燥中に動いて柔らかい翅の形がくずれると、飛べなくなってしまうといけない!すこし離れて観察しようと話し見守った。
近くを探すと、近くに別のオニヤンマの羽化殻が見つかった。このあたりはオニヤンマの産地のようだ。
過去にも、オニヤンマのヤゴや羽化殻は、湧水が出るような清流で見つかっている。底には砂がある。また「産卵」もそのような場所で観察している。
今回の場所でも、裏の樹林から澄んだ湧水が流れ込んでいた。底は砂利だった。オニヤンマは幼虫期間が4年ほどあるので、長期間にわたり、生活に適した環境が維持されているのだろう。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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岡山ハッケンジャー(岡山県)
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