活動レポート

活動レポート

4年生明石川探検下見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年05月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

14人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

こんどの6月2日に4年生明石川探検があるので、4年生の先生たちといっしょに明石川探検の下見と調査をしました。30分間で、ナマズの幼魚12匹、ギギ3匹、オイカワ2匹、オオクチバスの幼魚1匹、ミナミヌマエビ80匹、スジエビ7匹、アメリカザリガニ1匹、ハグロトンボの幼虫23匹、コオニヤンマの幼虫2匹、コオイムシの成虫2匹、トビケラの幼虫2匹、アカミミガメの幼体1匹がとれました。オオクチバスとアメリカザリガニとアカミミガメは駆除をして、ほかは全部リリースしました。気温は22度で水質は、pH7.2 総アルカリ度40㎎/ℓ 総硬度120㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素0㎎/ℓでした。

参加者のようす

川にごみが落ちていたので、私とAYさんは、明石川と明石川探検にくる4年生のためにゴミひろいをしました。きれいになってよかったです。調査でとれた生きものを先生たちに、これは神戸市の絶滅危惧種、これは外来種と教えてあげていました。メンバーも先生たちも、とても楽しそうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

私はゴミひろいをしました。ゴミがたくさんありました。たくさんひろってピカピカになりました。とてもうれしかったです。他の人は魚をとっていました。あみにはたくさん魚が入っていました。とても前より変化したと思います。これからもがんばります。

その他

報告担当 IS(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
みなさんにはもう慣れている明石川でしょうが、事前に必ず下見をするという姿勢、素晴らしいですね。
そしてたった30分の調査なのに、こんなに生き物が採集できたなんて すごい!下水道の整備が水質改善に役立っていますが、ゴミひろいと外来種駆除の積み重ねも大切であることを、今回のデータが物語っていますね。
私が子どもだった頃は、雑木林と池と川が遊び場でした。雑木林ではカブトやクワガタ、セミなどを捕りました。池ではギンヤンマを捕まえるのが最高の喜びでした。しかし後で調べてみると、雑木林は肥料となる落ち葉をとったり、炭焼きやシイタケのほだ木をとるために、また、ため池は農業用水地として地元の農家の方が整備していたから、あの自然環境が維持されていたのです。今でもボランティアや自治体が雑木林の手入れをするところもありますが、作業はとても大変で、昔のようにしっかり手入れをされた雑木林やため池が少なくなりました。
川はどうでしょうか。
昔は川の整備も本当に大変だったと思います。もちろん今でもきびしい作業があるでしょう。しかし長年の努力によって水と親しむことのできる川となり、活動に参加することが楽しみになっているのではないでしょうか。
みなさんの活動がよい例となって、他の地域にも川をフィールドとする活動がもっと広がっていくといいですね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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