活動レポート

活動レポート

3年生櫨谷川探検下見と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年05月24日

実施場所:

神戸市明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

16人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

27日は3年生の櫨谷川探検なので、3年生の先生6人と櫨谷川の下見をしました。そして、「ここはすべるからきけん」「ここは深いからきけん」と先生たちに教えました。調査は1時間で、オオクチバスの幼魚21匹、モズクガニ1匹、ヒラテテナガエビ1匹、ハグロトンボの幼虫25匹、コオイムシの幼虫1匹、成虫5匹がとれました。オオクチバスは駆除をして、モズクガニはメンバーが飼うために持って帰り、ほかはリリースしました。気温25度 pH7.2 総アルカリ度40㎎/ℓ 総硬度120㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素0㎎/ℓです。 

参加者のようす

調査の時に、せなかにたまごをのせたコオイムシの成虫がとれたので、メンバーとサポーターと先生たちが集まって観察をしました。メスがオスのせなかにたまごをうむので、たまごをのせたコオイムシはオスだということを聞いて、先生たちもおどろいていました。だれかが「コオイムシはイクメン」と言いました。この前ほどではなかったけど、きょうもオオクチバスの幼魚がとれました。オイカワの幼魚もたくさんいたけど動きがすばやくて、とれませんでした。オオクチバスの幼魚は、まるごとからあげにして、みんなで食べました。先生も「おいしい」と言って食べていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川とちがって「も」や「こけ」が生えていてすべりやすくなっていて、ぼくと何人かのメンバーがこけました。その「も」のなかには、絶めつ危ぐ種のコオイムシがたくさんいたのでビックリしました。これからも増えて欲しいと思いました。まだまだオオクチバスが流れてきているのを見て、これからもたくさん駆除をして減らして外来種がいない川にしたいです。

その他

報告担当 NA(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
活動をするたびにいつも新しい発見とおどろきがいっぱいですが、今回は参加者も多く、生物にくわしいサポーターのおかげでかなりおもしろくなりましたね。
CODをしない水質調査や魚と水生生物の観察から、見た目と川の汚染(おせん)度について、みなさんはどう考えますか?
オオクチバスのくじょとして、からあげで食べているようですが、オオクチバスがこの支流で絶滅危惧種と共に勢力(せいりょく)を広げていることにもおどろきます。
引き続き、監視(かんし)の目をしっかり光らせてくださいね!(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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