岡山ハッケンジャー (岡山県)
ハス田が広がっているエリアで、タマシギを観察した。とくにメスはとても美しく、とってもユーモラスで可愛い鳥だった。タマシギは岡山県レッドデータブックでは、準絶滅危惧種とされている。
ハス田が広がるエリアで、小さなタマシギを探すのはとても大変だった。タマシギを探してウロウロしていると、いつもタマシギを観察しているという方がいて、話かけてみた。タマシギの習性について色々と教わった。タマシギは昼はハスの根元でじっとして、夕方から朝にかけて活動する。警戒心が強く、ひらけた場所にはなかなか出てこない、ということを教わった。
タマシギのペアを観察し、メスがとっても派手で、オスは地味だということも知った。カモ・キジなど多くの鳥はオスの方が派手なのに、どうしてタマシギはメスが派手なのか?タマシギは、メスは卵を産むとそれを放置して別のオスとカップルになり、オスが子育てするということを調べた。子育ての役割が、羽の色に関係しているのかもしれないと話した。
岡山県レッドデータブックによると、タマシギがくらしやすい湖沼、河川、湿地などが、開発で少なくなっている、また、農薬などで、タマシギの餌となる生き物も少なくなっていることなどが書いてあった。
他の水鳥や、水生昆虫などを調べていても、同じような話を聞く。生きものはつながって生きているということを感じる。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)