岡山ハッケンジャー (岡山県)
早春に羽化するサナエトンボを観察した。この日に見られたのはオグマサナエ。昨年は4月18日に確認しているので、ほぼ同時期だ。
図鑑によると、彼らの生息環境は、周囲に樹林があり、抽水植物が茂り、水面が開けた池沼ということ。
羽化まもないのか、かなり近づいてもオグマサナエは飛ばず、じっくりと写真を撮っていた。
ほぼ同時期に羽化する、小型のサナエトンボ科のフタスジサナエ、タベサナエとの識別点を確認した。シオヤトンボの成虫を確認した。
水辺に金魚網を入れると、コツブゲンゴロウ(コツブゲンゴロウ科)を見つけた。3.5mmほどの小さな甲虫だが、ルーペでじっくり観察すると、卵型で、ツルリとした前翅が特徴的だ。比較的普通種ではあるが、水生昆虫に詳しい学芸員の方によると、やはり他のゲンゴロウ同様、人為的影響は受けやすく、いない場所には全くいないということだった。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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