活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年01月12日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

用水路を調査して、ドジョウ12匹、カワヨシノボリ12匹、メダカ2匹、ヌマムツの幼魚1匹、アメリカザリガニの幼体7匹、シオカラトンボの幼虫10匹がとれました。ドジョウとカワヨシノボリの匹数は、わたしと、もう1人のメンバーが飼育用に持って帰り、アメリカザリガニは、ぜんぶ学校で飼っているオオクチバスのエサに持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

田中用水路の水生生物たちも、冬になったら、田中川に帰ると思っていたけど、多くの生き物が田中川に帰らずに用水路に残っていました。とれた所は用水路でも深い所で、夏にメダカやドジョウがたくさんとれた浅い所には、1匹もいませんでした。指のかんかくが、なくなるくらい寒かったけど、みんなでがんばってとったので、いろんなさかなを取ることができました。

感想・気づいたこと・考えたこと

夏のようにドジョウは、浅い所には、いなくなってしまったけど、それでも深い所にすんでいたので、すこしおどろきました。私は、ドジョウが、1匹しか取れなかったので、すごくくやしかったけど、みんなが、たくさんとってくれたので、ドジョウを4匹飼育用に持って帰りました。ドジョウは、神戸市ぜつめつきぐしゅなので、せきにんを持って、育てていきたいと思いました。

その他

報告担当:IR(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
冬の寒さ冷たさにも負けないで、川の活動を張り切ってたのしくすすめる様子に、いつも感心しています。
これまでがんばって調査をつづけて観察しきたのですから、調査でみつける魚の種類と数、オスかメスかの結果と、川のようす、水温、深さ、水質との関係を記録したら、調査のまとめがレベルアップできると思います。
楽しいだけでなく、体験が活かせるエコ活動をめざして、これからもガンバってください。(環境カウンセラーMJより)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
寒い中、がんばりましたね!でもがんばった結果、冬でも用水の深い所で越冬している生き物がいることが分かりましたね。
水は冷たくなると比重が増えて重くなり下に来ます。→お風呂をわかした時、冷たい水が下にくるのを体験したことがあるかな?
水は表面がこおっていてもある程度の深さがあると4℃以下にはならないそうです。だから深い所で冬越しをしているのですね。
今度観察する時には表面温度と、一番底の温度を計ってみてください。そのデータを集めていくと、冬は水温が何度ぐらいなら冬越しができるのか分かると思います。
また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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