活動レポート

活動レポート

水のめぐみ館「アクア琵琶」見学

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年12月07日

実施場所:

滋賀県大津市 水のめぐみ館「アクア琵琶」

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

琵琶湖から流れ出ている、ただ1つの川の瀬田川にある、水のめぐみ館「アクア琵琶」と「ウォーターステーション琵琶」を見学して、治水や利水や琵琶湖の自然についてたくさん勉強をしました。

参加者のようす

展示物や昔と今の瀬田川の模型を使った雨の実験で、どうしたら川が洪水をおこさずに人のくらしのために役立つのかを楽しく勉強をしました。アクア琵琶のすぐ近くには、南郷洗堰というとても大きな堰があって、今はコンクリートと鉄だけど、昔は、木だったので、昔の人は、とても大変だったことが、わかりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

雨たいけん室では、ふつうの雨から、日本最大の雨、そして600ミリの世界最大の雨まで、4つの雨を体験することができたし、雨のことをふかく知られる自分になることができました。かさと長ぐつとレインコートを借りて、体験しました。迫力はあるけど、こわい感じではなかったので、とても、楽しく感じられました。でも、600ミリの雨がもしふってきたら、こわいだろうなと思いました。来たときに、1回やって楽しくて、帰るときにみんなが「またやりたい!」と言ったので、もう1回、雨たいけんをして帰りました。1人のメンバーがレインコートなしでやってみたら、ふくが、すごくぬれてしまっていました。

その他

報告担当:IR(小4)

玉一アクアリウムのみなさん こんにちは。
神戸から滋賀県大津市まで行くにははどのくらいかかったのですか。「関西の水がめ」である琵琶湖は、環境学習の原点の湖でもあります。
今回みなさんは「アクア琵琶」で治水や利水について学習したのですね。台風による水害が多発する今、治水が注目されることが多いのですが、同じくらい大切なのが利水です。
現代人はその部分を専門家に任せ、水道の蛇口をひねればきれいな水がでるという便利な生活を送ることができていますが、昔の人々は利水のためにさまざまな努力を重ねました。
報告の中で昔の堰が木製で、管理が大変であったことを書かれていますが、私も30年以上前、多摩川の本流に堰を作り、農業用水を取り入れる方々の作業を見学したことをよく覚えています。川を堰き止めて水位をあげ、用水に水を流すのですが、台風などで川が増水した時は、堰が壊れないように川底にもどす(歯車を回して元の場所に収納できる)かどうかの判断がとても難しいのです。
米作りを始める前に堰を上げる作業をするのですが、全員が安全を祈願して心を込めてお祈りをします。もっと昔は竹かごを作り、その中に大きな石を詰めた「蛇籠(じゃかご)」をいっぱい作って、水を堰き止めたのですが、それは知っていましたか?
昔の日本人の「利水」には知恵がいっぱいつまっています。ぜひ調べてみてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

282 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧