活動レポート

活動レポート

明石川中流調査とオイカワ、スジエビの試食

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年11月28日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 分野その他 分野その他

SDGs:

活動内容

明石川中流で調査をして、オイカワの幼魚20匹、カマツカ10匹、タモロコ7匹、スジシマドジョウ1匹、ゲンゴロウブナ1匹、スジエビ3匹、アメリカザリガニ1匹、ガガンボの幼虫3匹、シオカラトンボの幼虫2匹がとれました。移入種のゲンゴロウブナはメンバー飼育のために、アメリカザリガニは学校で飼育しているオオクチバスのエサに持って帰りました。

参加者のようす

オイカワの幼魚とスジエビはからあげにして食べました。オイカワはサクサクで中がふんわりしていてとてもおいしかったです。スジエビはかっぱえびせんと同じ味でカリッとしていて、とてもおいしかったです。明石川には少なかった、このごろふえてきたカマツカと神戸市絶滅危惧種のスジシマドジョウとタモロコと、水生こん虫はリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アクアリウムは調査の時にとれた、オオクチバスやブルーギルの駆除をして、命の大切さを考えて、命をむだにしないようにからあげにして、おいしく食べてきました。でもこのごろ明石川中流ではとれることがほとんどなくなって、かわりにオイカワやタモロコやエビのなかまがどんどんふえて、とてもよろこんでいます。アクアリウムのメンバーは、明石川の生態系の一員の捕食者だということを体験するためにオイカワとスジエビをおいしくいただきました。

その他

報告担当:IS(小4)

玉一アクアリウムさん、こんにちは!
「明石川の生態系の一員の捕食者だということを体験するためにおいしくいただきました。」という感想、実にいいですねー。思わず笑ってしまいました!(^^)!オオクチバスやブルーギルがほとんどとれなくなって良かったですね。外来種を排除し、地域固有の生き物を大切にしながら多様性を高めていく地道な活動は本当に素晴らしいと思います。
これからも活動を続けて、変化の様子を報告してくださいね。待ってます★
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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