岡山ハッケンジャー (岡山県)
バッタの仲間を調べながら、自然を考えてみました。
これまでバッタの仲間にはやや関心が薄そうだったメンバーだが、種類を見分ける識別点をおぼえると、夢中になって色々探している。
また、バッタの仲間を調べながら、思いのほか多くの種類がいる事、環境ごとにバッタの種が異なること、数が多い種とやや珍しい種がいることなどを体感した。
ふだんフィールドにしている池横の広場は芝が短く整備されている。そこでは、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ、オンブバッタの3種が特に多く、次にトノサマバッタが見られる。クルマバッタはやや少ない。
また、イネ科の草丈が長い場所に行くとショウリョウバッタモドキなども見られる。林道沿いのやや薄暗い藪のクズの葉などでは、フキバッタが見られる。
また、また場所によって、ヒナバッタ、マダラバッタなどが優先種だったりと面白い。
森の奥深い場所やブナ林などに行くと、珍しそうな雰囲気のササキリモドキの仲間も見られた。
どんな生きものも、それぞれの環境と結びついて生きている点が面白い。草原の喪失などが叫ばれる中、バッタの仲間達をこれからも注視していきたい。
図鑑にはかならず掲載されている「カワラバッタ」は1匹も確認されなかった。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)