活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年09月05日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

田中川の用水路で、タモ網と、もんどりというしかけの両方の調査をしました。とれたのはメダカ30匹、ヨシノボリ15匹、ドジョウ12匹、ヌマムツ3匹、ゲンゴロウブナ1匹、ギンブナ1匹、モツゴ1匹、タモロコ1匹、ナマズ1匹、シオカラトンボのよう虫5匹でした。いろんな種類の魚がとれて、魚を見分ける勉強ができました。

参加者のようす

モツゴとタモロコの見分け方などの勉強をしました。モツゴとタモロコは、よくにているけど、口が上を向いているか下を向いているか、体が虹色に光るかどうか、おびれのつけ根に黒い点があるかどうかで、よくにているモツゴとタモロコを、かんたんに見分けられる方法を知ることができて、うれしかったです。ナマズはメンバーが飼育用に持って帰り、ほかはすべてリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

田中川の用水路は、本川の明石川と比べて、きたなかったし、どろくさかったです。でも、このコンクリートで、かこわれた小さな用水路には、たくさんの魚がいて、明石川とはちがった多様性がありました。明石川を守るというのは、明石川だけじゃなくて、つながっている田中川や用水路や池や田んぼなどすべての場所を守っていかなければ、いけないことが、わかりました。

その他

報告担当:IR(小4)

玉一アクアリウムさん、こんにちは。
ずいぶんたくさんの種類の魚たちがいたんですね。モツゴとタモロコを見分けられるようになるとは素晴らしいですね。拍手!拍手!
コンクリートで囲われた用水路なのになぜたくさんの魚がいたのかな?いろいろなところとつながって自由に行き来できる用水路、流れのある河川とだけ段差なくつながっている用水路、流れのない水田とだけつながっている用水路とでは生き物たちがどのように違ってくるのでしょうね?
もし何かわかったら、また報告してくださいね。待ってます。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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