口田中学校 科学部 (広島県)
校門を入ったところにある前庭にプランターの花を飾ろうと、種まきから育てました。芝生の刈り取った葉や、抜いた雑草を積み上げていたのが、ちょうどいい堆肥になっていたので、それを混ぜた土をプランターに入れて育てたところ、すくすく育ち、花を咲かせました。紙すきの材料にするために、枯れたヒマワリの茎と邪魔なススキの葉を水につけて腐らせていますが、その腐った液を肥料にしたところ、夏に弱っていたのが元気になって、今花盛りです。プランターが23個並んでいます。
夏、特に7月は猛暑で大変でした。みんな汗だくになって、日陰を求めてプランターを移動させました。9月になり、元の位置にもどし、肥料をやりました。腐った水が手につくのがいやだったのですが、勇気のある一部の男子が、「くさい、くさい」と言いながら、やってくれました。お陰で、とても元気よく、きれいに咲き続けています。花がらをとる作業も、花から元気をもらって、少し楽しくなったようです。
夏の暑さと、強い日差しにマリーゴールドの葉が焼け、サルビアも元気がなくなり、夏を越せないかと心配しましたが、8月に入り、雨の日が多かったのにも助けら、夏を越すことができました。手作り(笑)の肥料が、無駄なく使えたことが、究極のエコとなりました。元気に花が咲いていることが、なによりです。生徒たちは毎日、花道を通って登下校しています。
口田中学校 科学部(広島県)
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