活動レポート

活動レポート

仁淀川宿泊研修2 新改川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年08月18日

実施場所:

高知県 香美市国分川支川新改川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

国分川支川の新改川で調査をしました。タモ網の調査で、サワガニ60匹以上、カワムツの稚魚と幼魚20匹、カワヨシノボリ18匹、アカザ3匹、ヒゲナガカワトビゲラの幼虫12匹、ヘビトンボの幼虫3匹がとれました。水面観察で、カワムツの群れがいました。全てリリースしました。

参加者のようす

朝からの調査だったので、川の中に入ると、水がとても冷たく感じました。泳ぐのが無理な冷たさでした。高知県は神戸よりも暑いと思っていたけど、涼しくて場所が山奥で、標高が高いので、秋のけはいを感じました。もうイガが割れて、クリの実が落ちていたので、クリ拾いもできました。わたしは、絶滅危惧Ⅱ類のアカザを初めてとったので、うれしかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日調査をした新改川も、きれいな川で、水生生物も多く、ゴミがあったりして、わたしたちが知っている、地域の人たちの生活の中にある、ふつうのきれいな川でした。しかし昨日調査をした仁淀川支川の安居川は、全く人の生活を感じさせない川で、人をおごそかな気持ちにさせるような、自然のいげんを感じる川でした。高知県の対照的な2つのきれいな川を調査できて、とても勉強になりました。この体験を明石川保全に役立てます。

その他

報告担当:NM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
いつも熱心に調査している様子が分かる写真と多面的な報告をみて、みなさんの活動の広がりと積極さを感じます。
環境の調査は、水質調査だから水中にばかりに注目するのではなく、その周辺の様子や人間との関わりについても調べたり考えたりすることが大切です。みなさんはそうしたことも普通にできていて、すばらしいですね。
川も人と同じで、それぞれに違った個性を持っています。その個性を知って、どう考えどうするかです。「高知県の川の調査を明石川保全に役立てる」ことについては、メンバーみんなで考え、具体的にしてみてくださいね。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

474 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧