活動レポート

活動レポート

仁淀川宿泊研修1 仁淀川上流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年08月17日

実施場所:

高知県 仁淀川町仁淀川支川安居川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

国土交通省が発表した、全国1級河川水質ランキングで、平成24年と25年に第1位だった仁淀川の支川、安居川で調査をしました。タモ網の調査では、トビゲラ(ヒゲナガカワトビゲラ)の幼虫3匹と、カワゲラの幼虫4匹が、とれました。淵でゴーグルをつけて水中を観察すると、アユ2匹と、カワムツの小さな群れを見ることが、できました。全てリリースしました。

参加者のようす

奇跡の清流とよばれる仁淀川支川で、タモ網調査のあと、ゴーグルをつけて泳ぎながら水中観察をしました。太陽の光が弱かったので、完全な仁淀ブルーは見えなかったけど、とう明感のある、すき通るような神秘的なブルーを見ることができて感動しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水質ランキング日本一だった川は、とう明で、きれいすぎて、口で言いあらわせないほど、きれいでした。しかし、思っていたよりも水生生物は、少なかったです。前に代表サポーターから、汚れは栄養でもあるので、きれいすぎても、汚すぎても、生き物は少なくなると聞いていたので、そのことが、とてもよくわかりました。カワムツやアユはきれいな川に多いから、そのこともわかりました。アユは、近づいてきたカワムツを追いかえしているようにみえました。夜は、1日平山小学校をリフォームした地域交流施設「ほっと平山」に泊まります。

その他

報告担当:NM(小6)

玉一アクアリウムさん、こんにちは。
水質ランキング第1位の川にもぐるとは、実にいい経験をしましたね。ことばで言いあらわせないほどの感動もうらやましい限りです。
ゴーグルを使った水中での観察はおもしろかったことでしょう。同じ種類の魚でも大きさによって、生活スタイルが変わるものです。なぜ、群れるのか、なぜ水面近くに、または水底にいるのか、餌の取り方なども観察できたら、さらに深い面白さを発見できると思います。
また、きれいで栄養分の少ない川で生活する生き物と栄養ありすぎ?の川で生活する生き物はそれぞれ生きていくのにどんな工夫が必要なのか、ぜひ、考えてみてください。生き物たちの素晴らしい面が見えてくると思いますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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