活動レポート

活動レポート

しかけの引き上げと 明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年08月11日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

昨日の夕方しかけた、しかけを引き上げました。クサガメが5匹入っていました。そのあと、みんなで、調査をしました。タモロコ18匹と、モツゴ4匹と、カワヨシノボリ2匹と、ギギ2匹と、コイの幼魚1匹と、ものすごくたくさんのオイカワの幼魚がとれました。ぜんぶリリースしました。

参加者のようす

クサガメは外来生物になっているけど、神戸市では、絶めつ危惧種なのと、生態系にあたえるダメージが少ないので、アクアリウムは、クサガメをつかまえるたびにリリースしています。しかけに入ったクサガメも、リリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は今年の4月からアクアリウムに入りました。明石川調査の時にはいつもタモロコがとれています。でもタモロコは、神戸市絶めつ危惧種Dランクで、今でこそ、たくさんとれるように、なったけど、アクアリウムが外来生物を駆除する前は、ブルーギルや、オオクチバスばかりとれて、タモロコはいなかったそうです。Bランクのギギも急にふえてきて、とてもうれしいです。私も、明石川が生き物で、ざわめく川になるようにがんばります。

その他

ほうこく担当:IS(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう。
外来魚の計画的な駆除活動、私が思っていた以上に有効だということが、みなさんの報告でわかりました。他の仲間たちも今回の結果をみて元気が出ることでしょう。種類、数量の記録もわかりやすいです。欲(よく)を言えば「ものすごくたくさんのオイカワの幼魚という表現は、例えば「8人で何時間かけて100匹以上とれた。」という表現にするほうがもっと説得力があります。といっても、本当に100匹数えるのは大変なので、網から10分の1ぐらいをすくいとって何匹か数え、それを10倍すれば全部でおよそ何匹ということになります。仕事でも勉強でもそうですがくりかえしやってなれてくれば一見して簡単にわかるようになりますよ!
いずれにせよ、みなさんが懸命に環境を見守っている様子がわかる報告はとてもうれしいです。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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