活動レポート

活動レポート

しかけの設置と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年08月10日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

外来生物の駆除をかねた調査のために、増えすぎたコイの成魚の切身をエサにして、カゴをしかけました。その後、明石川中流調査をしました。

参加者のようす

メンバーの1人は、しかけ用のエサに、アメリカザリガニの成体をつかまえて、持ってきました。1人がカゴ1個ずつを担当して、みんな手際よくエサをセットして、しかけを思い思いの場所に設置しました。中流調査では、タモロコ3匹、オイカワ1匹、スッポンの幼体1匹がとれました。その他、川の中には、数えきれないほどのオイカワの成魚から生まれたばかりの稚魚がいました。まだ調査の途中でしたが、天気が不安定で、竜巻注意情報が出たので、解散しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今年の夏は、明石川で2回も大増水があり、川のながれも、姿も景色も様子もすっかり変わってしまいました。アクアリウムが長年、「ブラックホール」とよんで親しんでいた淵はなくなり、河原も、なくなってしまいました。それでも魚たちは、ちゃんと安全な場所で難をのがれ、新しい命がたくさん生まれていることに感動しました。明日、何がとれるか楽しみです。

その他

報告担当:NM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう。
しかけの数、えさの報告など、とてもおもしろいですね!川で大増水があったとのこと、魚たちはきっと岩陰、隙間、穴など安全な場所を見つけて深くもぐりこんでいるのでしょう。そう考えると明石川の河床の様子や魚がどうしているのかも想像できますね。魚が逃げこめるような場所がありそうか観察してみてください。
また、今回は安全第一で早めに作業をやめて大正解でした。危険の予測はもっとも大事なことですから。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

138 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧