活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年07月14日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

アユを放流した中流で調査をしました。15分くらいの調査でオイカワの幼魚30匹、カワヨシノボリ1匹、タモロコ1匹、ヒラテテナガエビ3匹、モクズガニ1匹、コオイムシ1匹、がとれました。

参加者のようす

ゴーグルをつけてもぐって魚をかんさつしたメンバーもいました。オイカワかアユかはわからなかったけど、10cmぐらいの魚たちがもうスピードで泳いでいったそうです。今日も石に生えたコケがこの場所だけきれいで、すがたを見なくてもアユがいることがわかるようになりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

生まれたばかりの黒くて小さな針のようなオイカワの稚魚が、とてもたくさんいました。手で水ごとすくうと手の中にたくさんの稚魚がいて、感動しました。外来生物がへって在来生物がふえているのを見るのは、とてもうれしくて、やりがいがあります。

その他

ほうこくたんとう:NN(小4)

玉一アクアリウムのみなさん こんにちは。
外来生物がへって在来生物がふえているのを見るのは最高にうれしいですね。「石の上にも3年」ということわざがありますが、7年も続けた取り組みの
効果が、確実に表れていることを体感できるのはとても素晴らしいことですね。水をすくった手の中でたくさんのオイカワの稚魚がおよいでいるなんて本当に感動しますね。
アユについては、歴史として調べることもできます。江戸時代、多摩川でとれたアユは将軍に献上されました。そのアユを運ぶための独特の入れ物や「アユ街道」と呼ばれるルートもありました。明石川流域ではどうだったのでしょうか?昔の漁の道具は、漁網を長持ちさせるために「柿渋」を使ったということもあったようです。「川」を起点としてさまざまなものが生まれると同時に、課題もあったのではないでしょうか。
現代はどんなことが生まれいるのでしょうね?ぜひ考えてみてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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