活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年04月28日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

去年より1ヵ月近く遅れて、やっとボラの遡上が確認できた。伊川では、ものすごい数のボラとオイカワの幼魚の群れがいました。調査では、ボラやオイカワのほか、ヨシノボリ類5匹、ウナギ5匹、ドジョウ2匹、コイの成魚1匹、クサガメ1匹、ほかに、ミナミヌマエビやテナガエビやモクズガニがとれました。ドジョウ1匹は、メンバーが飼育用に持ち帰り、他は全てリリースしました。

参加者のようす

今回も、コイの成魚を、みんなで追いこんでGETした。みんなで力を合わせて協力するのはとても楽しいです。4月からメンバーに入った4年生2人が、初めて下流調査に参加し、さっそくウナギをGETして、すごいと思った。

感想・気づいたこと・考えたこと

ふえすぎたコイの成魚は、特定外来生物のオオクチバスやブルーギルと同じように、藻のほかに、魚の卵や稚魚や水生昆虫を食べるので、玉一アクアリウムでは「要注意在来生物」とオリジナルの名称をつけて、大きくなった成魚だけを一部駆除しています。命をむだにしないように今日駆除したコイは、切り身にして、3年生と4年生の総合学習の明石川探検のときに使う、しかけのエサに利用します。

その他

報告担当:NM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
昨年の伊川の下流には、ずいぶんたくさんの種類の魚が生息していること、大きく育っていける環境だとわかります。これは、素晴らしいことですね。伊川と周辺の水環境にどんな差があるのかも知りたくなります。魚の種類などを比較してみるのも面白そうですから、興味と好奇心をふくらませ、これからも川の探検を頑張ってください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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