玉一アクアリウム (兵庫県)
去年の11月に続いて、明石川下流の用水路の調査をした。投網やタモ網で、モツゴ(2000匹以上)とスジエビがとてもたくさんとれた。
この用水路には何回も来て、採ってはブルーギルやオオクチバスを駆除してきたので、外来種はいなくなっていたが、そのかわりにモツゴが異常に増えて、モツゴとスジエビしかいない、まったく多様性のない用水路になってた。大雨の時に大量の土砂がたまって、明石川本川と分断されてしまったことが大きいと思う。
投網を投げたり、タモ網ですくうと、1回で何100匹も何10匹もとれて、びっくりした。用水路を泳ぐ黒いモツゴの群れは、養殖池のようだった。数が多くて、とれたモツゴをバケツに移している時に気づかずにモツゴを1匹ふんでしまって、つぶれてしまったので、用水路に入れると、うばい合って共食いを始めたので、すごくおどろいた。分断されて、モツゴが増えすぎた用水路には、エサが不足していると思った。今日とった2000匹のモツゴは明石川本川にリリースした。
報告担当:NM(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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