玉一アクアリウム (兵庫県)
醒井養鱒場の研修室で、養鱒場の役割や、いま養鱒場で力を入れているビワマスについての話を、ビワマスを研究している専門員の方から、ていねいに教えていただいた。そして、ビワマスの発眼卵も見せていただいた。アユの発眼卵とくらべてみると、かなり大きかった。
専門員さんに、「ビワマスのメスに、メスとそっくりなオス(にせ雄)を受精させたあとで、一定時間、温かい水につけると、全雌3倍体魚といって、生まれてくるビワマスはぜんぶ成熟しないメスになる。」と教えていただきました。むずかしいところも多かったけど、とても親切に教えていただいて、すごい技術だと思った。
私たち玉一アクアリウムのメンバーのために、時間をかけてわかりやすく教えてくださって、とてもうれしかった。ビワマスを3倍体で成熟させないというのは、ビワマスを早く成長させるけど、大人にはしないということです。ビワマスは大人になると栄養が卵にいってしまうから味がわるくなるけど、子どもなら栄養を自分のために使うので、なるべく早く大人に近づけるけど、大きな子どものままで、いさせることで、おいしい高成長系養殖ビワマスが食べられることが、わかりました。揖保川漁協のアユの発眼卵に続き、ビワマスの発眼卵も見られてうれしかった。
報告担当:NM(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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