玉一アクアリウム (兵庫県)
学校が午後1時に終わったので、自転車で下流の用水路に行って調査をした。すぐに雨がふってきたので、約10分しか調査できなかったけど、投網で、モツゴの幼魚(100匹以上)やブルーギルの幼魚(20匹)、その他、カワアナゴの幼魚(1匹)やコイの幼魚などがとれた。
参加した4年生が、タモ網でつかまえた魚が、神戸市絶滅危惧種Aランクのカワアナゴだった。私は始め調査をした所は、ドンコがとれるから、ドンコかと思っていたけど、カワアナゴだとわかると、一斉に歓声が上がった。この用水路は増水の時に、土砂がたまって明石川本川と分断してしまったので、海との関わりがないと生きていけない、カワアナゴは、明石川本川にリリースした。ブルーギルの幼魚はメンバーたちが駆除して食用に持って帰った。
同じ明石川なのに、下流のしかけも用水路なので校区内の中流とは全く違った生態系を作っている。とれたのは全部幼魚で、その多くが中流ではほとんど姿を見ないモツゴだった。モツゴは、ため池に多い魚で「下流の用水路は池に近い環境なんだ。」と思った。カワアナゴが見られてうれしかった。
報告担当:NM(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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