活動レポート

活動レポート

明石川中流用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2014年10月28日

実施場所:

神戸市 明石川中流用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今回は明石川中流にある、初めての用水路で調査をした。3面コンクリート張りのせまい用水路で、魚は多く、底には砂がたまり、たくさんのシジミの貝がらを発見した。タモ網の調査では、オイカワの幼魚多数とメダカ2匹、タイリクバラタナゴの成魚3匹、アメリカザリガニ6匹がとれた。アメリカザリガニはメンバーが駆除をした。

参加者のようす

この用水路は、とにかくシジミの貝がらが多く、砂を掘ると、たくさんの生きたシジミが出てきた。見た目はマシジミですが、これほど多く生息しているのは不自然で、マシジミとそっくりな静かな侵略者と言われる 外来生物のタイワンシジミだと思う。メンバーは、いつものように用水路をタモ網ではさみ打ちにして魚を次々にとっていった。

感想・気づいたこと・考えたこと

こんなに多くのシジミがいるということは、それだけ多くのシジミのエサとなるプランクトンがこの用水路にはいると、いうことです。オイカワの幼魚が、用水路にしては、とてもたくさんいたことや、メンバーがカダヤシのメスとまちがうぐらい大きなメダカの成魚がいたことも理解できた。タイリクバラタナゴは要注意外来生物なのでリリースせずに学校の水そうで飼うことに決め、オイカワとメダカは、元の場所にリリースした。

その他

報告担当:HM(小6)

日本の生き物が追いやられてしまわないように生きものの輸入規制は必要ですね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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