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活動レポート

田中川用水路調査とビオトープ放流

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日：

2014年10月14日

実施場所：

神戸市　田中川用水路、玉津第一小学校

参加メンバー＆サポーター数：

5人

活動の分野：

SDGs：

明石川支川の田中川の用水路調査で神戸市絶滅危惧種Cランクのメダカの成魚40匹とＤランクのヌマムツの幼魚３匹をつかまえ、学校にもどって、ビオトープに放流した。用水路では他に要注意外来生物のアメリカザリガニをつかまえて駆除をした。

用水路でつかまえたメダカとヌマムツを急いで持ち帰り、ビオトープに放流した。放流したメダカたちは、すぐに群れをつくり気持ちよさそうに泳ぐようすをずっとながめていると、本当にいやされました。

学校のビオトープはスイレンとガマと水草にミナミヌマエビとドジョウとトンボの幼虫（ヤゴ）がいる多様性のあまりないビオトープなので、多様性のある生き物でざわめくビオトープにしたいし、メダカがサギなどの鳥に食べられないようにしてほしいです。

報告担当：NM（小５）

: 明石川には沢山の支流水路が合流していますね。街中とは言え、下水道が整備されて水路の水はきれいな様に見えます。メダカやヌマムツがいるのはその証でしょう。沢山捕獲できてよかったです。それらを放流したビオトープはずいぶん立派なものですね。水生生物が増えてくるといいと思います。ビオトープに自然の摂理があって生態系が変わると思います。じっくり観察を続けてみてください。

: 玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう！
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん！
これからも一緒にがんばろう！がんばってるなと思ったら拍手をしてね★

クラブ写真

: 玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
１年を通して週に１度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。