玉一アクアリウム (兵庫県)
昨年との比較調査のため、今年も大和川下流の同じ場所で調査し、ウナギの幼魚20匹とゴクラクハゼの成魚2匹、チチブの成魚と幼魚6匹を捕獲した。その他には特定外来生物のカダヤシ20匹、希少種のカワアナゴ1匹も捕獲した。つかまえられなかったけど、ボラの群れもいた。在来種はリリースし、かわいそうだけどカダヤシは駆除した。
大和川は明石川よりもかなり広くて大きくて、流れの早い場所や水の深い場所があるので、安全のためメンバー全員、暑かったけど救命胴衣を着けて調査した。カダヤシやカワアナゴは、明石川にもいるが、会える機会が少なく、今回実物を初めて捕ったり、見たりしたメンバーはとても感動していた。
以前は日本一汚い川とよばれていたけど、今回は、メンバーが言うとおり、きれいでもなく、またきたなくもない「ふつうの川」だった。昨年は川に降りたとたん、何ともいえない生きものが腐ったような臭いがして川底にはヘドロが溜まり、歩くと「えんまく」のように黒く舞いあがっていたが、今年は石と砂利に変わっていて、明石川下流の川底と全く同じ状態になっていた。川の回復力はすごいと思った。
報告担当:NM(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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