活動レポート

活動レポート

大河内揚力式水力発電所見学と犬見川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2014年07月20日

実施場所:

神崎郡神河町 大河内水力発電所

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今日(20日)から21日にかけて、揖保川上流でアクアリウムの1泊研修を行った。まずはエルビレッジで発電のしくみや揚力式水力発電のメカニズムを学んだあと、シャトルバスで山の地下にある発電所の内部を見学した。昼食後、敷地内を流れる市川水系犬見川で調査し、カワムツやヨシノボリやサナエトンボの幼虫やサワガニなどを捕獲し、全てリリースした。

参加者のようす

エルビレッジに着いた早々ニホントカゲの成体やタマムシの成虫をつかまえて、メンバーたちは「すげぇ、虹色や!」と大喜びだった。発電所内の見学と中に「発電機が停止します 大きな音がします」と所内放送があった。その後、「バシッ!」というかなり大きな音がしメンバー全員、かなりビックリしていた。しかし発電機停止という貴重な瞬間を体験できた。

感想・気づいたこと・考えたこと

大河内発電所は電気が足りなくなりかけた時に稼働する、とても重要な発電所だということがよく分かった。揚力式水力発電のしくみもよく分かったけど、夜に、下部ダムから上部ダムにモーターで水を戻すときには、ものすごい電力がいるだろうと思った。それから犬見川は自然風に作っていたが、護岸がしっかり整備されていて、思っていたよりも魚種は少なめだった。その後、長谷ダム(下部ダム)と太田ダム(上部ダム)を見学し、揖保川水系に向かった。

その他

報告担当:YK(中2)

玉一アクアリウムの皆さんこんにちは!電気を毎日使っていても電気を作る現場にはなかなか行けません。今回は貴重な体験でしたね。電機が余る時間に水をダムに上げて、必要なときに発電する揚水発電は大事な仕組みなのですね。自然風の護岸ではやはり生き物は生きてゆくのが難しいのですね。本物の自然を残して自然と共存する生き方を人間が選ぶ必要があるのですね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

110 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧