活動レポート

活動レポート

文化祭・ダイラタンシー

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)

活動日:

2024年09月07日

実施場所:

城東高校化学室

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに

活動内容

私たちは、文化祭で水と片栗粉を混ぜるだけでできるダイラタンシーという実験を紹介しました。ダイラタンシーとはゆっくり触るとドロドロの液体なのに、素早く叩いたり手で握ると固くなる現象のことを言います。準備段階では、水と片栗粉の比率調整がなかなか難しく、試行錯誤を繰り返しましたが、班内で協力して準備を進めることができました。当日は、お客さんに実際に触ってもらい、イラストを用いながら仕組みを説明しました。

参加者のようす

全員シフトに遅れることもなく、無事終わりました。人が多く、2人でそれぞれ説明することもあり、説明資料が無いなかでも言葉で丁寧に説明することができていました。準備ではダイラタンシーの必要な量や片栗粉の量を慎重に考え、リハーサルも積極的にできました。
また、見に来られる方は大人や子供、校外の人が多かったです。大人子供関わらず、「おー!」と楽しんでいる姿が印象的でした。大人の方々からは「他の粉や液体でもできないのか」や「液状化に近いのか」などの質問が多く寄せられました。
質問や雑談を交えてで互いに刺激のある良い時間に時間になりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

実際にシフトに入っている時は来てくれた方に笑顔が多かったと思います。見に来られた方から鋭い質問が多く、感心しました。質問に答えられなかったことが悔しかったです。体験した時の「うわ、ほんとだ!」という声が聞こえたり、笑顔が見れたりと良い反応があると、とても嬉しかったです。その反面、体験と話の順序がとても大切だと思いました。リハーサルの際に佐々木先生が「話してから触らせることでワクワクを掻き立てる。先に触らせると話が入ってこない。」と話されました。まさにその通りで、先に話をしたときは反応が良く、先に触ったときは話を聞けていませんでした。そのようなことから楽しかったことは勿論ですが、物事には順序がとても大切なことも学べました。

その他

今年の文化祭から、説明の仕方やお客さんへの見せ方が分かった気がするので来年はもっと来場者を楽しませたいです!

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみなさん
楽しい報告をありがとうございます。
片栗粉を水で溶いたときに、そのままだとすぐに分離してしまう様子を記憶していますが、
それがダイラタンシーという現象によるものだとは知りませんでした。
準備が大変だったと思いますが、来場者に対する説明やその見せ方など、とても良い学びになったのではないですか。
日常の中での不思議がきちんと科学的に説明されるのは、
来場者にとっても楽しいことだったでしょう。
これからも、日常の不思議の解明を周囲の人達にも広げていってください。
また報告してください。待っています!
エコまる
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名福岡工業大学附属城東高等学校 科学部
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

こんにちは!科学部です。私たちは日々理科室や和白干潟、博多湾など様々な場所で、実験や研究、天体観測、生き物の調査などを行っています。
2022年に福岡市環境行動賞を
2023年は私たちの日々の活動をまとめた動画で『こどもエコクラブ「動画部門Youth賞(show)」』を
2024年には日本水環境学会から水環境文化賞(みじん子賞)を受賞しました。
さらに第10回世界水フォーラムに日本の高校生代表として発表を行いました。
そしてついに私たち科学部の甲子園にあたる「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」で最優秀賞の『文部科学大臣賞』を受賞しました。
今後も活動を報告していくので応援よろしくお願いします!

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