

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
私たちは、文化祭で水と片栗粉を混ぜるだけでできるダイラタンシーという実験を紹介しました。ダイラタンシーとはゆっくり触るとドロドロの液体なのに、素早く叩いたり手で握ると固くなる現象のことを言います。準備段階では、水と片栗粉の比率調整がなかなか難しく、試行錯誤を繰り返しましたが、班内で協力して準備を進めることができました。当日は、お客さんに実際に触ってもらい、イラストを用いながら仕組みを説明しました。
全員シフトに遅れることもなく、無事終わりました。人が多く、2人でそれぞれ説明することもあり、説明資料が無いなかでも言葉で丁寧に説明することができていました。準備ではダイラタンシーの必要な量や片栗粉の量を慎重に考え、リハーサルも積極的にできました。
また、見に来られる方は大人や子供、校外の人が多かったです。大人子供関わらず、「おー!」と楽しんでいる姿が印象的でした。大人の方々からは「他の粉や液体でもできないのか」や「液状化に近いのか」などの質問が多く寄せられました。
質問や雑談を交えてで互いに刺激のある良い時間に時間になりました。
実際にシフトに入っている時は来てくれた方に笑顔が多かったと思います。見に来られた方から鋭い質問が多く、感心しました。質問に答えられなかったことが悔しかったです。体験した時の「うわ、ほんとだ!」という声が聞こえたり、笑顔が見れたりと良い反応があると、とても嬉しかったです。その反面、体験と話の順序がとても大切だと思いました。リハーサルの際に佐々木先生が「話してから触らせることでワクワクを掻き立てる。先に触らせると話が入ってこない。」と話されました。まさにその通りで、先に話をしたときは反応が良く、先に触ったときは話を聞けていませんでした。そのようなことから楽しかったことは勿論ですが、物事には順序がとても大切なことも学べました。
今年の文化祭から、説明の仕方やお客さんへの見せ方が分かった気がするので来年はもっと来場者を楽しませたいです!
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)