

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
9月7日に初の一般公開で文化祭が行われ、私たちは普段活動を行っている生物室にてプラネタリウムを上映しました。約20分間の上映で、夏の大三角を構成しているはくちょう座やこと座、秋の四辺形の一部であるアンドロメダ座など夏と秋の星座の神話や、星の誕生とその一生、銀河などといった内容を紹介しました。直径5mほどのテントの真ん中に家庭用プラネタリウムや小型のプロジェクター等の投影機を置き、床にはいつも天体観測時に使用しているマットを敷き詰めて、横たわって見ていただくという形を取りました。また、配置人数は6人だったので3人ずつの2グループに分かれて①お客さんを勧誘する人②投影機を操作する人③原稿を読む人 という風な感じで各自役割分担しました。一般公開で様々な年齢層の方々が来られるので少し不安がありましたが、繰り返し行ったリハーサル通り各々落ち着いて自分の役割を全うすることができていました!
大人や親子連れ、中学生が多い印象を受けました。来てくださった方々は皆リラックスしている様子で、2歳〜4歳位の小さい子もちらほらいたけれど特に騒いだりせず静かに聴いてくれていました。上映が終わるとたまに「凄かった」などの声が聞こえてきたり、中には終わるや否や「第一志望ここに決めた!」と言ってくれる中学生もいたりして、頑張って準備した甲斐がありました。また配置人数6人のうち2年生4人・1年生2人だったのですが、1年生は4月から見ていて動きが格段に良くなっていて、成長を感じられてとても嬉しかったです。
テントを立てたり、装飾などのレイアウトを考えたり、投影する映像や原稿を作ったりなどどちらかというと準備段階の方が大変なことが多かったように感じます。ですが、本番でのお客さんの満足そうな表情やたまにかけてもらえる労いの言葉などで、そういう今までの苦労とかは全部吹っ飛ぶなあと思いました。また文化祭が終わって感じたのが、可能な限り相手と同じ目線で準備を行うことの大切さです。今回思っていたより小さい子が多くて、その子たちにとっては少し難しい話が多かったかなと感じました。科学部ではこういった一般のお客さんを相手にするような経験をさせてもらえる機会が多いと思うので、そういうイベントごとの気づきを大切にしていきたいと思います。
文化祭についての記事はまだまだ続きます!
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