玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川中流のこれから土砂撤去工事が始まる場所で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約700匹、ギンブナの幼魚~成魚11匹、ゲンゴロウブナの成魚1匹、モツゴの幼魚~成魚9匹、ギギの未成魚3匹、ドジョウの未成魚1匹、カマツカの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約500匹、テナガエビの未成体~成体5匹、ギンヤンマの幼虫4匹、シオカラトンボの幼虫2匹、ガガンボ属の幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹が捕れました。国内外来種のゲンゴロウブナは、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。
工事のため河川敷や土手の草木は全て刈り取られ、水辺の草の茂みも極端に少なくなっていて調査しずらかったですが、その場所に生き物が集まっていて捕獲することが出来ました。上流側では工事が始まっていて水が濁ってトビケラやカゲロウが少ないように思います。ここの工事が始まって重機が入れば生き物たちは死んでしまうので、ギリギリで救出出来て良かったです。ギギ3匹を含めた在来種は、工事の影響がない安全そうな場所にリリースしました。
工事の関係で急に決まった活動だったので募集はせずに行いました。試験や発表などであまり調査に行けてなくて、水温の変化で死にそうになりました。季節来遊魚や季節来遊の生き物が死滅してしまう理由を体感しました。
報告担当:NR(高1サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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