玉一アクアリウム (兵庫県)
伊川から合流点を越えて明石川下流まで調査をしました。2時間で、オイカワの幼魚~成魚約100匹、ミナミメダカの成魚約80匹、ゲンゴロウブナの未成魚~老成魚約4匹、ギンブナの幼魚~未成魚4匹、オオキンブナの未成魚2匹、モツゴの未成魚2匹、ブルーギルの幼魚2匹、タイワンドジョウの成魚1匹、シマヒレヨシノボリの未成魚2匹、チチブの未成魚1匹、ヒナハゼの未成魚1匹、アカミミガメの未成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約400匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約130匹、テナガエビの幼体~成体約100匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、スジエビの未成体~成体5匹、モクズガニの幼体~成体6匹、クロベンケイガニの未成体3匹、シオカラトンボの幼虫5匹、コフキトンボの幼虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫2匹が捕れました。
前の大雨で明石川が増水して、下流の景色が変わるほど川の中の地形や流れが大きく変化していました。以前はこの辺りに流れのゆるやかな深い淀みがあって川底には枯れ枝や枯れ葉がたまって季節来遊(死滅回遊)の生き物が集まる居場所になっていましたが、土砂が流れ込んでふつうの流れになり今回は季節来遊の生き物は捕れませんでした。ブルーギルとタイワンドジョウとアカミミガメと国内外来種のゲンゴロウブナはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。
調査では天候が雨の予報でしたが、なんとか曇りのまま持ちこたえてくれたので良かったです。合流点の前に行った、伊川の橋の下の橋脚の溜まりの草むらで少し調査をした時に捕れたオイカワの成魚やフナ類などしか魚は捕ることはできませんでした。逆にもう1人の高校生サポーターはどんどんと明石川下流を歩いていき、「帰ってきた」と思ったら何か大きな魚や水の生き物を捕って帰ってきているので凄いなと思いました。僕自信今回の調査で初めてタイワンドジョウ等の雷魚の成体を間近で見たので迫力がありました。もう少し色々な生き物を捕ってみたかったですが、初めて見た魚もいたので貴重な経験をさせて貰うことができたなと思います。
報告担当:SU(中2)
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