活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 田中川水路調査とビオトープの除草

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年10月28日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

午前はナーセリーの裏の水路で2時間調査をして、グッピーの幼魚~成魚168匹、ヌマガエルの幼体~成体5匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約700匹、シオカラトンボの幼虫1匹、コガムシの成虫1匹、キイロヒラタガムシの成虫3匹、ミズアブ類の幼虫1匹がとれました。グッピーは駆除をしてナーセリーの肥料にしました。

参加者のようす

午後はナーセリーのフェンスの枯れたツルマメを取ったあと、玉津第一小学校に行ってビオトープの除草をしました。明石川産の小さなタコノアシがたくさん生えてきているので他の草だけ根ごととりました。ビオトープからはなれて生えているタコノアシや混みすぎて生えているタコノアシも根ごととって明日、明石川に植えます。

感想・気づいたこと・考えたこと

グッピーの見た目はかわいいけど、とらなければならないことにとても驚きました。タコノアシが絶滅危惧種(神戸市)になっているのは知らなかったし、根ごととって植えることでふやすことができるのも知らなかったです。いろんなことが知れて楽しかったです。

その他

報告担当:トライやる中学生KH(中2) *トライやる・ウィークとは、中学生が5日間、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通して、働くことの意義や楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒1人1人が自分の生き方を見つけられるよう支援するものです

玉一アクアリウムのみんなへ
今回は水路調査で外来種の捕獲とナーセリーやビオトープの管理と一日がんばりましたね!
グッピーの捕獲の観察もしっかりされていますが、
もともと水質汚染に強く雑食性で下水溝でも産卵できるため広く定着しましたが、
温暖化で水温が上がっていることも繁殖が広がる原因になっているかもしれません。
逆に絶滅危惧種も人為的な環境の急激な変化により衰退することもあり、
その原因を考えながら取組と観察を進めてもらえたらと思っています。
ぜひ楽しみながら活動を広げてください!
次の報告も楽しみに待っていますよ^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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