活動レポート

活動レポート

アマモの花枝調査

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)

活動日:

2024年05月25日

実施場所:

能古島

参加メンバー&サポーター数:

31人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:気候変動に具体的な対策を
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

アマモ場を増やすことで赤潮などの原因となるリンや窒素などの栄養塩を吸収し、アマモが生育することから水質浄化を促進し、光合成により酸素をつくりだすことで生物の生息環境を改善することで稚魚や稚貝が集まることが期待できます。
今回は、アマモの種を採取するために能古島に向かいました。最初に主催者である福岡Funの方から、これまで行ってきた活動の説明や調査においての注意点の説明がありました。
写真や動画を使って説明していただけたので、とても理解しやすかったです。
調査では網を使ったガサガサ調査を行い、たくさんの珍しい生き物を見ることができました。また、メインである花枝も回収し、目標数集めることができました。

参加者のようす

様々な職業の方や、子供も参加しており、世代を越えて触れ合うことで多様な意見を交換することができました。最初の説明のときは今の世界の現状を知った子供が海洋プラスチックの問題について頻繁に発言しており、その様子を見て参加者も驚いた様子で説明を聞いていました。各々がガサガサで取れた生き物を持ち寄り、観察するときも、子供が魚の住んでいる地域について質問していたことが思いもしなかったことで、感嘆しました。
イカの卵が取れた時にみんなが触っていたので、私も触ったのですがとても不思議な感覚でした。帰る時には子供が親に「まだ帰りたくない」と言っていたのも印象に残っています。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回初めて花枝調査に参加したのですが、とても勉強になることばかりで、良い経験になりました。アマモの正式な和名が[リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ]ということを先輩が答えていて、参加者から拍手が送られていました。アマモが環境に及ぼす良い影響やどのような場所に移植するのが適しているかを参加者の方の話や、主催者の方のプレゼンテーションで知ることができました。次回参加するときは、研究演題を決め、それに向けた調査ができるように心がけたいです。

その他

今後も定期的にアマモに関するイベントや調査に参加していきたいと思います!

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみんな、こんにちは。
みんなは今回、ふくおかFUNさん主催のアマモ花枝の調査に参加されたとのこと。
そこにはさまざまな業種の方から子どもまで多くの人が参加していて、さまざまな意見を交換するなどたいへん盛り上がったそうですね。
子どもの参加者からも海洋プラスチックの問題が取り上げられるなど、福岡の人たちが海の環境に向ける関心は高いのだとおどろきました。
みんなのなかまは、アマモの早口言葉のような別名を覚えていてすごいですね。
こういったユーモアも、いろいろな人たちと交流しながら活動していくときのポイントになると思います。
みんなの活動を通じて、博多湾でアマモ場が増えていくとどんな影響があるのか、そこに」どんな生きものが住み着くのか、とても気になっています。
みんながこれからどんな研究課題を設定して活動していくのか、またレポートでお知らせください。
楽しみに待っていますよ^^
エコまる
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名福岡工業大学附属城東高等学校 科学部
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

こんにちは!科学部です。私たちは日々理科室や和白干潟、博多湾など様々な場所で、実験や研究、天体観測、生き物の調査などを行っています。
2022年に福岡市環境行動賞を
2023年は私たちの日々の活動をまとめた動画で『こどもエコクラブ「動画部門Youth賞(show)」』を
2024年には日本水環境学会から水環境文化賞(みじん子賞)を受賞しました。
さらに第10回世界水フォーラムに日本の高校生代表として発表を行いました。
そしてついに私たち科学部の甲子園にあたる「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」で最優秀賞の『文部科学大臣賞』を受賞しました。
今後も活動を報告していくので応援よろしくお願いします!

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