福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
アマモ場を増やすことで赤潮などの原因となるリンや窒素などの栄養塩を吸収し、アマモが生育することから水質浄化を促進し、光合成により酸素をつくりだすことで生物の生息環境を改善することで稚魚や稚貝が集まることが期待できます。
今回は、アマモの種を採取するために能古島に向かいました。最初に主催者である福岡Funの方から、これまで行ってきた活動の説明や調査においての注意点の説明がありました。
写真や動画を使って説明していただけたので、とても理解しやすかったです。
調査では網を使ったガサガサ調査を行い、たくさんの珍しい生き物を見ることができました。また、メインである花枝も回収し、目標数集めることができました。
様々な職業の方や、子供も参加しており、世代を越えて触れ合うことで多様な意見を交換することができました。最初の説明のときは今の世界の現状を知った子供が海洋プラスチックの問題について頻繁に発言しており、その様子を見て参加者も驚いた様子で説明を聞いていました。各々がガサガサで取れた生き物を持ち寄り、観察するときも、子供が魚の住んでいる地域について質問していたことが思いもしなかったことで、感嘆しました。
イカの卵が取れた時にみんなが触っていたので、私も触ったのですがとても不思議な感覚でした。帰る時には子供が親に「まだ帰りたくない」と言っていたのも印象に残っています。
今回初めて花枝調査に参加したのですが、とても勉強になることばかりで、良い経験になりました。アマモの正式な和名が[リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ]ということを先輩が答えていて、参加者から拍手が送られていました。アマモが環境に及ぼす良い影響やどのような場所に移植するのが適しているかを参加者の方の話や、主催者の方のプレゼンテーションで知ることができました。次回参加するときは、研究演題を決め、それに向けた調査ができるように心がけたいです。
今後も定期的にアマモに関するイベントや調査に参加していきたいと思います!
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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