活動レポート

活動レポート

都賀川中流~下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年09月16日

実施場所:

神戸市 都賀川中流~下流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

電車に乗って都市河川の都賀川に調査に行きました。中流~下流で2時間30分調査をして、カワムツの幼魚約50匹、カワヨシノボリの未成魚~成魚6匹、ゴクラクハゼの幼魚4匹、アユの成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、アオダイショウの成体1匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体9匹、スジエビの未成体2匹、テナガエビの成体1匹、ミナミテナガエビの幼体2匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、モクズガニの未成体~成体4匹、コオニヤンマの幼虫1匹、カワトンボ属の幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約20匹、サホコカゲロウの幼虫3匹、シロハラコカゲロウの幼虫2匹がとれました。

参加者のようす

都賀川を下流に向かって歩いているときに、川の中に大きなヘビのアオダイショウがいました。高校生サポーターのNRくんがつかまえたけど、身体の1部が川のブロックの中に入っていて抵抗してなかなか出てこなくて、NRくんがしんちょうにヘビを引き出しました。アオダイショウは1m30㎝以上あって、さわらせてもらうとひんやり冷たくて筋肉がかたかったです。町の中の川にこんなに大きなヘビがいるとは思いませんでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

駅や町の中はとても暑かったけど、川の歩道に降りると少し暑さがやわらいで調査のときも楽でした。この時期の都賀川はアユがとても多いはずなのに今年は少なくて、ヘビトンボやカワゲラなどの水生昆虫もいなくて猛暑の影響なのかなと思いました。

その他

報告担当:SK(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。次々と届く報告にいつもおどろいています。電車にのって出かけた遠くの川での2時間半の活動、おつかれさまでした。なれていない川に入るのは、期待しつつもちょっと緊張(きんちょう)もしたのではないでしょうか。都賀川に入ってみてどんな感じがしましたか。都市河川(としかせん)の魚・エビ類・水生昆虫をとってみて、明石川と比較して、どんな感想をもったのでしょうか。気候の影響で、都賀川でもいつもの年とちがうことが、あるかもしれませんね。他の地域の河川と明石川の生物調査の結果を比較するために、これからは同時期に調査をして、その時の気温と水温やCODなどの測定ができればよいと思います。また、これまで体験してきたように、川の濁(にご)り・におい・感触・川ごみのことなど、みなさんの感覚測定も大切です。できることから記録を残して、川について話し合ってみたらよいと思います。川への興味が広がるのではないでしょうか。これからもみなさんの活動に期待しています。無理のない、楽しい活動を続けてくださいね。報告を楽しみにしています^^(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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