活動レポート

活動レポート

インドネシアブログ〜世界を知った6日目〜

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)

活動日:

2024年05月23日

実施場所:

インドネシア 

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:安全な水とトイレを世界中に
  • SDGs:パートナーシップで目標を達成しよう

活動内容

今日はリージョナリーセッションでの発表がありました。このセッションはコリア水フォーラム、ユネスコ、日本水フォーラムなどが主催で開催された、世界水フォーラムの企画の一つです。このセッションではアジアのYouth(15歳から24歳くらいまで)の方や、アフリカで活動するJICAの方の話を聞きました。合間にQRコードを用いて「youthと水には何が必要か」というお題に匿名で回答していくコーナーがありました。回答がスクリーンに映し出されたあと、何を回答したのか数人にコメントを聞いていて、会場に参加した海外の方の積極的な姿勢を感じました。日本では消極的になりがちですが、海外の風に触れたことで自分も積極的に動いていきたいと思う瞬間でした。私たちはリージョナリーセッションで水を浄化し、恵みを届けてくれる海草のアマモやアサリの活動について発表しました。発表の後はサウジアラビアやモロッコなど様々なブースに行き、その国の水事情や活動で苦労したことをインタビューしました。世界中の水について知り、交友が広がりました!

参加者のようす

発表終了後にパネリストの方から「これからも頑張ってね!応援してるよ」などと言っていただき、とても励みになりました。また、パネリストの方が話の中で私たちの発表に触れるシーンがあり、自分たちの発表がしっかり伝わったのだと嬉しくなりました。発表はとても緊張しましたが練習以上に力を発揮することができました!インタビューや食事の場で一緒になった人との会話で、はじめは英語の文法などを気にしてしまい消極的になっていました。しかし、だんだんと回数をこなしていくなかで、伝えようとする気持ちが大事だと感じることができ、自分から話しかけることができるようになりました。フォーラムで過ごし、セッションや会話で成長を実感できて良かったです!また、セッションの中で出てきた「Together we can」というキーワードが心に残っています。「一緒にやれば成し遂げられる」といった意味です。インタビューの中でも、日本と共同して水環境を良くしていきたいといった声もあったので、自分たちにできることを考えて取り組みたいです!フォーラム後も連絡を取り合っているので今回繋がった縁を大事に共に頑張っていきたいです!

感想・気づいたこと・考えたこと

ブースではレイアウトや雰囲気にその国らしさが出ていました。民族衣装を着た方や3Dに飛び出して見える展示など、見ているだけでもわくわくしました。文化や言語は違っていても、自分の国の水状況を良くしたいという思いは変わらないものだと実感しました。最も驚いたことは日本を目標にしている国が多くあったことです。上下水道の普及率や精度の高さから、「日本の水の状態に近づけたい」という声をたくさん聞きました。日本は蛇口をひねれば水が出ます。しかし、世界にはそもそもの水が不足しており、海水を飲み水に変えている地域もありました。水源が原因で争いになってしまうほどの地域もあるそうです。恵まれた日本という国で生活できていることに感謝し、これからも水を大切に生活していきたいです!

その他

まだまだインドネシアブログは続きます!他のブログもぜひ見てくださいね!
日本水フォーラムの実施する人材育成●啓発プログラム(ユース水フォーラム)の一環で参加する事となりました。 https://www.waterforum.jp/ywf/ 
次回は7日目の様子をお届けします!

福岡工業大学附属城東高等学校科学部のみんな!活動報告ありがとう!
みんなの前向きな姿勢がよく伝わってきて、とても素晴らしいと思いました。
世界水フォーラムの企画に参加されたとのこと、言語の壁を乗り越えて、自分の意見を積極的に伝えようとする姿勢は本当に大切ですね。
実際、世界中の英語話者の多くはネイティブではなく、最初から英語を完璧に話せる人ばかりではありません。
ですから、みんなのように自分の意見を積極的に発信することが、国際社会で何より重要だと思います。
日本は先進国の中でも、飲み水に関して素晴らしいインフラを持っています。
実は、水道水をそのまま飲める国はごくわずかで、日本はとても恵まれています。
しかし、世界には水をめぐる問題がたくさんあり、政治的な対立に発展したり、水源の確保が難しい地域も多いです。
そんな中で、みんなが紹介してくれたような、海水を飲み水に変える技術や、下水を再利用する技術が役立っています。
こういった水問題を解決するための技術を調べてみるのも、とても面白いと思います。
また、日本の技術を、世界の困っている地域に伝えて役立てる国際協力の活動もあります。
今回のフォーラムを通じて、日本と他国がどんな水技術をシェアしているか、ぜひ調べてみてください!次回の活動報告も楽しみにしています^^
エコまる
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名福岡工業大学附属城東高等学校 科学部
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

こんにちは!科学部です。私たちは日々理科室や和白干潟、博多湾など様々な場所で、実験や研究、天体観測、生き物の調査などを行っています。
2022年に福岡市環境行動賞を
2023年は私たちの日々の活動をまとめた動画で『こどもエコクラブ「動画部門Youth賞(show)」』を
2024年には日本水環境学会から水環境文化賞(みじん子賞)を受賞しました。
さらに第10回世界水フォーラムに日本の高校生代表として発表を行いました。
そしてついに私たち科学部の甲子園にあたる「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」で最優秀賞の『文部科学大臣賞』を受賞しました。
今後も活動を報告していくので応援よろしくお願いします!

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