福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
今日はリージョナリーセッションでの発表がありました。このセッションはコリア水フォーラム、ユネスコ、日本水フォーラムなどが主催で開催された、世界水フォーラムの企画の一つです。このセッションではアジアのYouth(15歳から24歳くらいまで)の方や、アフリカで活動するJICAの方の話を聞きました。合間にQRコードを用いて「youthと水には何が必要か」というお題に匿名で回答していくコーナーがありました。回答がスクリーンに映し出されたあと、何を回答したのか数人にコメントを聞いていて、会場に参加した海外の方の積極的な姿勢を感じました。日本では消極的になりがちですが、海外の風に触れたことで自分も積極的に動いていきたいと思う瞬間でした。私たちはリージョナリーセッションで水を浄化し、恵みを届けてくれる海草のアマモやアサリの活動について発表しました。発表の後はサウジアラビアやモロッコなど様々なブースに行き、その国の水事情や活動で苦労したことをインタビューしました。世界中の水について知り、交友が広がりました!
発表終了後にパネリストの方から「これからも頑張ってね!応援してるよ」などと言っていただき、とても励みになりました。また、パネリストの方が話の中で私たちの発表に触れるシーンがあり、自分たちの発表がしっかり伝わったのだと嬉しくなりました。発表はとても緊張しましたが練習以上に力を発揮することができました!インタビューや食事の場で一緒になった人との会話で、はじめは英語の文法などを気にしてしまい消極的になっていました。しかし、だんだんと回数をこなしていくなかで、伝えようとする気持ちが大事だと感じることができ、自分から話しかけることができるようになりました。フォーラムで過ごし、セッションや会話で成長を実感できて良かったです!また、セッションの中で出てきた「Together we can」というキーワードが心に残っています。「一緒にやれば成し遂げられる」といった意味です。インタビューの中でも、日本と共同して水環境を良くしていきたいといった声もあったので、自分たちにできることを考えて取り組みたいです!フォーラム後も連絡を取り合っているので今回繋がった縁を大事に共に頑張っていきたいです!
ブースではレイアウトや雰囲気にその国らしさが出ていました。民族衣装を着た方や3Dに飛び出して見える展示など、見ているだけでもわくわくしました。文化や言語は違っていても、自分の国の水状況を良くしたいという思いは変わらないものだと実感しました。最も驚いたことは日本を目標にしている国が多くあったことです。上下水道の普及率や精度の高さから、「日本の水の状態に近づけたい」という声をたくさん聞きました。日本は蛇口をひねれば水が出ます。しかし、世界にはそもそもの水が不足しており、海水を飲み水に変えている地域もありました。水源が原因で争いになってしまうほどの地域もあるそうです。恵まれた日本という国で生活できていることに感謝し、これからも水を大切に生活していきたいです!
まだまだインドネシアブログは続きます!他のブログもぜひ見てくださいね!
日本水フォーラムの実施する人材育成●啓発プログラム(ユース水フォーラム)の一環で参加する事となりました。 https://www.waterforum.jp/ywf/
次回は7日目の様子をお届けします!
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